食料生産を体験しながら学べる「ヤンマーミュージアム」
2013年にヤンマーの100周年事業の一環としてオープンした「ヤンマーミュージアム」(滋賀県長浜市)が、より体験しながら学べる企業ミュージアムとして5日にリニューアルオープンした。
コンセプトの「やってみよう!わくわく未来チャレンジ」は、ヤンマーの創業者が1933年に世界で初めてディーセルエンジンの小型実用化に成功したことから、「自ら動き出す」こと、「あきらめずに工夫する」ことを表現。
館内は同社の事業領域である大地・海・都市をイメージした三つのエリアとその他のコンテンツで構成されており、本物の建設機械の操作体験やエンジンの仕組みを楽しみながら学ぶコンテンツなどにチャレンジしてポイントカードで得点を記録し、高得点を目指しチャレンジ精神を育む。
大地をテーマにしたLANDエリアでは、食料生産を体験する「たがやせ!フィールド」やエンジンの動きとリズムに合わせて、体を使ってエンジンの仕組みを学べる「リズムエンジン」などのコンテンツが体験できる。館内中央にはコンセプトトラクター「YT01」も展示。
都市をテーマとしたCITYエリアでは高さ6mのボルダリングに挑戦して街に光をともす「サステナブルエナジークライミング」や、本物の建設機械の操作体験ができる「ざくざく!パワーショベルチャレンジ」が楽しめる。
海をテーマとしたSEAエリアでは、人と自然が共生する漁業をテーマにサステナブルな漁業体験ができる「マイフィッシュ・マイオーシャン」やオリジナルプレジャーボードを操作体験する「ウェイクサーフィンボートレース」などが体験できる。
館内には近江米や地域産品、ヤンマーオリジナルの食材などが味わえるカフェレストラン「プレミアムマルシェBIWAKO」を併設し、その日に精米したばかりのコメで作るおにぎりや惣菜、味噌汁などを組み合わせる「MYおむすびプレート」のほか、山形牛を使った「ヤンマーこだわりのビーフカレー」などを提供する。今後は滋賀の食材やコメを通しておいしく学べる食育にも取り組んでいく。
〈施設概要〉
名称=YANMAR MUSEUM(ヤンマーミュージアム)
オープン日=2019年10月5日
所在地=滋賀県長浜市三和町6-50
入館料=大人600円、小中学生300円、未就学児無料
営業時間=午前10時~午後6時
定休日=月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
◇日本食糧新聞の2019年10月2日号の記事を転載しました。
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