くるみとちりめんじゃこを甘く煮立てた「くるみちりめん」は、特に茨城県でよく食べられているお惣菜です。ご飯のお供として愛されており、そのほどよい甘みとくるみやじゃこの食感はくせになる味わい。今回はそんなくるみちりめんをひと口おにぎりとサラダにアレンジしてみました!お昼ご飯やちょっとしたお出かけの際のお弁当に、ぜひ作ってみてくださいね。

くるみちりめんをおにぎりとサラダに!お昼ごはんやお弁当にも大活躍

くるみちりめんは佃煮の一種で、ほんのり甘い味わいが特徴です。お米との相性は抜群で、炊き立てのご飯にのせるだけでおいしくいただけます。しかし、くるみが入っていることもあり、じつは洋の食材とも相性が良いお惣菜。

甘くて栄養もたっぷりのくるみちりめんは、子どもたちのおかずに最適

今回はくるみちりめんを使ったミニおにぎりにクリームチーズをちょい足ししてみたり、サラダのトッピングに活用したりと、洋風アレンジをきかせています。

くるみちりめんのおにぎり

小さめに握るとかわいらしく仕上がります。子どもたちも食べやすい!

【材料】(小さめ2個分)
ご飯 150g
クリームチーズ  18g
くるみちりめん 10g

【作り方】
1.ボウルに材料をすべて入れて混ぜ合わせる。

くるみちりめんとクリームチーズがご飯になじむまでしっかり混ぜましょう!

2.半量を手に取り、一口サイズに握る。これを2回繰り返す。

くるみちりめんのサラダ

くるみの食感が良いアクセントに。にんじんラペはストックしておくと重宝します

【材料】(作りやすい分量)
ベビーリーフ お好み
ビーツ 8切れ
にんじんラペ お好み
くるみちりめん お好み
ドレッシング えごま油大3:バルサミコ酢大1

<にんじんラペ>
にんじん 2本
オリーブオイル 大さじ3
白ワインビネガー 大さじ2
はちみつ 大さじ2
塩胡椒 少々
レーズン 大さじ2
スライスアーモンド 大さじ2

【作り方】
1.鍋にたっぶりの水を入れ、ビーツを皮ごと入れて、30分ほど弱火で煮る。冷ましてから取り出し、皮をむく。
2.にんじんラペを作る。にんじんは細切りにし、耐熱ボウルにオリーブオイルとともに入れる。600Wのレンジで3分加熱し、粗熱がとれたらほかの調味料を混ぜて冷蔵庫に置く(4~5日はもちます!)。
3.器にベビーリーフ、食べやすい大きさに切ったビーツ、にんじんラペを盛り、くるみちりめんをのせる。

霞ヶ浦で捕れる新鮮な白魚とくるみがマッチ!栄養もたっぷり

くるみちりめんは茨城県の多くの地域で食べられていますが、使われているちりめんはこだわっているメーカーも多く、国内で二番目の大きさを誇る霞ヶ浦で水揚げされたものを使っていることも少なくありません。地域の食材をいかしたお惣菜と言えるでしょう。

また、使用されている白魚や小女子にはカルシウムやビタミンD、くるみにはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、これらの栄養素はどれも子どもの成長に大切なものばかり。くるみちりめんを一品プラスするだけでも、バランスの良い食事につながっていくといえるのではないでしょうか。

スーパーで売られている様子

おにぎりであれば手軽に作ることができ、味も甘みがあって食べやすいのでお子さんにも好まれやすいはず。お昼ご飯や小腹がすいたときのおやつ、あるいはお出かけするときのお弁当にするのも良いですね。栄養価が高くてついつい食が進むくるみちりめん、ぜひお試しあれ!