大阪名物たこ焼きを夕飯のおかずにアレンジ!【ニッポンお惣菜ばなし】
たこ焼きは、大阪のソウルフードであり今や日本全国で食べられている人気料理です。たこ焼き器にお好みの具材を入れてワイワイみんなで鉄板を囲むホームパーティーや夜店で食べるほか、最近は冷凍食品の開発も進み、レンジで加熱するだけで気軽にアツアツのたこ焼きをいつでも食べることができるとあって手軽です。
そこで今回は、冷凍たこ焼きを使った寒い季節に体が温まるおすすめアレンジレシピをご紹介します。
体が温まる!出汁のきいたあんかけたこ焼き
ひとつめはたこ焼きに出汁のきいたあんをかけて食べる、体がほっこり温まるアツアツのメニューです。夕食の1品に汁物を何かプラスしたいときや、なんとなく「おかずが少ないな」と感じた時に手軽に作ることができて、食べ応えもあるので満足度が高まりますよ。
また冷凍のたこ焼きをレンジ加熱で温めている間にあんの材料を火にかけて温めるだけなので、小腹が空いた時の1品や寒い季節の夜食などにも最適です。
【材料】(2人分)
冷凍たこ焼き 6個
<あん>
出汁 150ml
薄口しょう油 小さじ1
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ2
小口ネギ 適量
【作り方】
1. 冷凍たこ焼きは、表示時間の通りレンジ加熱で温めておく。
2. 鍋にあんの材料をすべて入れて、混ぜ合わせて片栗粉を溶かす。
3.(2)を中火にかけて混ぜながらとろみがつくまで温める。
4.(1)を器に盛り付け、(3)をかける。
食べ応え抜群!たこ焼きグラタン
もう1品は、たこ焼きにホワイトソースとチーズをかけてトースターでこんがり焼いた、アツアツで食べ応え抜群の「たこ焼きグラタン」です。たこ焼きのトロッとした中身とホワイトソースが絶妙で1品でも十分満腹に!
ポイントは、ホワイトソースから少したこ焼きが顔を出すようにしてトースターで温めることです。ソースのかかっていない表面部分はカリカリになり、たこ焼きの中身とホワイトソースはトロトロで、食感の違いを楽しむことができます。
今回はレンジで手軽に作ることができるホワイトソースを使って作りましたが、市販のホワイトソースを使えばさらに手軽です。
【材料】(2人分)
たこ焼き 10個
チーズ 適量
乾燥パセリ 適量
<ホワイトソース>
牛乳 150ml
溶かしバター 10g
小麦粉 10g
顆粒コンソメ 小さじ1/2
塩コショウ 少々
【作り方】
1. 冷凍たこ焼きは表示時間の通りレンジ加熱で温めておく。
2. ホワイトソースを用意する。(※下部に記述)
3. 耐熱容器にたこ焼きを入れ、ホワイトソースを半分くらいまで流し入れてチーズをトッピングする。
4. トースターでチーズがとろけてうっすら焼き色がつくまで加熱する。
5. 乾燥パセリをふりかける。
【ホワイトソースの作り方】
1. ボウルに溶かしバターと小麦粉を入れてよく混ぜる。
2. (1)に牛乳を少しずつ加えて混ぜ、電子レンジ500Wで2分加熱する。
3. 一度取り出して混ぜ合わせ、顆粒コンソメを加えてさらに500Wで1分加熱する。
4. とろみがついたら塩コショウで味を整える。
大阪名物たこ焼きは今や全国区のB級グルメ
大阪発祥のたこ焼きは、今や全国区のB級グルメとして認知度の高い料理です。そのルーツは定かではありませんが、大阪に工場労働者が多く集まってきた昭和初期「ラジオ焼き」として親しまれた屋台料理が発祥と言われています。
ラジオ焼きは、小麦粉を水で溶いたものを、専用の小さなくぼみが並んだ鉄板に流し込み、ネギや紅ショウガ、天かすなどを入れて丸く焼き上げて作る屋台料理でしたが、その後お客さんからの声をヒントに小さなタコを入れ、小麦粉を出汁で溶いて作るようになり、現在のたこ焼きが完成したとされています。
参考サイト:
大阪名物「たこ焼き」の発祥について知りたい。 レファレンス協同データベース
まとめ
これからの季節にぴったりの、たこ焼きを使った体が温まるメニューをご紹介しました。
夜店の屋台だけでなく、今ではたこ焼き専門店もいろいろなところにありますので、購入したたこ焼きを今回ご紹介したレシピでアレンジしても良いですし、冷凍タイプのものをストックしておけば、いつでも気軽にたこ焼きを使って夕食のおかずの1品にプラスすることもできます。ぜひ試してみて下さいね。
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