【幼児食】パパッと作れて優しいお味の親子丼レシピ!取り分け食のアイディアも
こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は幼児食にできる親子丼レシピと、さらに時短で作れちゃう挽き肉バージョン。そして、離乳食完了間近の幼児に向けて親子丼の取り分けアイディアレシピも紹介していきます。
忙しい時はパパッと作れる丼レシピが重宝しますよね。丼ひとつで食卓に出せるので我が家でも登場回数が多いです。そんな丼レシピの中でも、幼児から人気の高いのが親子丼です。
子どもと一緒に食べられる優しい風味の親子丼
醤油を控えめに作り、優しい風味に仕上げた親子丼です。玉ねぎもクタクタになるまで煮ているので、野菜嫌いの幼児でも食べやすくなっていますよ。とはいえ、子ども向けにだけ作るわけではありません。大人も一緒においしく味わってもらえるので、ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。
上の写真が4歳の娘の夕食に実際に出した親子丼です。とろりとした卵が口当たりも良く、甘辛のお肉との相性も合い、パクパクと食べてくれました。
私も同じものを一緒に食べましたが、物足りなく感じることはなかったです。外食の親子丼と比べると、甘さが強めで優しい風味となっています。もう少しピリッとしたい場合は七味唐辛子などを少々加えてみてください。
【材料】(2人分)
鶏もも肉 1枚分
玉ねぎ 1/2個
水 200ml
和風顆粒だし 小さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2
調理酒 大さじ1
卵 2個
【作り方】
1.水に調味料をすべて加える。
2.薄切りした玉ねぎと一口大に切った鶏もも肉を鍋に加える。
3.鶏肉に火が通るまで煮込んでいく。
4.火が通ったら火を止めて、割りほぐした卵を加え加熱していく。
5.卵に火が通ったら完成。
加熱5分程度の超時短!挽き肉親子丼
こちらは先ほど紹介した親子丼よりもさらに手軽に作れちゃう挽き肉を使った親子丼です。挽き肉なので火の通りが早く、5分ほど煮込めば完成しちゃう親子丼です。
親子丼なのに挽き肉!? と感じるかもしれませんが、ジューシーなそぼろ丼といった感じで、甘辛風味は挽き肉でも相性抜群ですよ。一度作ってみたらハマってしまうかも! 忙しい日にぜひ試してみてください。
上の写真が実際に娘に出した夕食です。落し蓋効果でしっかりと玉ねぎもしんなりとしてくれたので、野菜嫌いの娘ですが挽き肉とともに玉ねぎもお椀にのせてみました。甘辛の風味はしっかりと玉ねぎにも浸み込んでいるので、避けることなく食べてもらえてよかったです。
【材料】(2人分)
鶏挽き肉 150g
玉ねぎ 1/2個
水 150ml
和風顆粒だし 小さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
調理酒 大さじ1/2
卵 2個
【作り方】
1.フライパンに水と調味料を加える。
2.薄切りした玉ねぎをそこに加える。
3.挽き肉も一緒に加える。
4.落し蓋をして5分ほど煮て、肉と玉ねぎに火が通っていたら火を一旦止める。
5.卵を割りほぐし、再び加熱して火が通ったら完成。
どうしても挽き肉だと噛む回数がもも肉と比べて減ってしまうので、食べ応えの主役と言えば玉ねぎとなってしまうかもしれません。ですが、挽き肉でもバッチリ旨味を出してくれているので、味の主役は挽き肉が担っています。
挽き肉丼は新感覚ですが、これはこれでアリ! と思える丼レシピだと思います。
親子丼から取り分け食!あんかけ風にリメイク
最後に、まだ親子丼を食べられない離乳食完了を終えていない幼児に向けて取り分けレシピを提案していきます。
食べやすい大きさに玉ねぎと鶏肉を切り、飲み込みやすいようにあんでとじました。お米の上にのせたらあんかけ丼感覚で食べてもらえるので、離乳食完了間近の幼児にぴったりのレシピです。
【材料】(1回分)
親子丼の鶏肉 3切れ分程度
玉ねぎ 少量
水 大さじ2~3
片栗粉 大さじ1
【作り方】
1.親子丼の卵を加える前の段階で取り分け、肉・玉ねぎともに食べやすい大きさに切る。
2.水を加えて煮立たせたら水溶き片栗粉を加えて、とろみがつくまで煮ていく。
3.飲み込みやすいとろみになったら火を止めて完成。
スプーンで砕けるほど玉ねぎもとろとろになっているので、まだあまりうまく噛めない乳幼児でも食べやすくなっています。お肉も小さく切ってから加えましたが、お子さんに合わせて大きさは調節してみてくださいね。
水で薄めているので味が濃すぎることなく離乳食期の子どもに合わせて調理しましたが、こちらも普段の離乳食の進み具合に合わせて調節してみてください。
とろりとしたお肉が混ざったペーストといったイメージですが、お米の上にのせればあんかけ丼の感覚で食べることができるので、よりおいしく食べてもらえます。
まとめ
簡単に作れる親子丼のレシピを紹介してきました。手間なく作れてこれ1つで主役になれちゃう親子丼は忙しい時に味方となってくれるレシピです。普通のもも肉、一風変わった挽き肉のどちらもおいしいのでぜひ試していただきたいです。
離乳食がまだ完了していない幼児には取り分けレシピも参考にしてみてくださいね。極力作業工程が少なく済むように考えたので、忙しい日でもパパッと作れちゃうはずです。
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