おうちの冷蔵庫に眠っているポン酢。毎日使うものではないからこそ、余ってしまって風味が損なわれてしまうこともありますよね。そこで今回は、余りがちなポン酢を有効活用できるメニューをご紹介します! 香り豊かなゆずポン酢で知られる高知県馬路村のポン酢を使って、夏にぴったりのさわやかメニュー「トウモロコシと枝豆のポン酢炒め」を作ってみました!

旬のとうもろこしと枝豆で作る簡単ポン酢炒め!

フライパンでさっと炒めるだけの簡単メニュー。枝豆ととうもろこしの鮮やかな色合いが食欲をそそります

風味が飛んでしまったポン酢を、そのまま使うと味が落ちてしまったように感じても、炒め物に使うことで味わいがマイルドになり、おいしく食べることができます。今回の料理は、夏が旬のとうもろこしと枝豆を使い、さっぱりとしたポン酢にバターを加えた炒め物にしました。

【材料】(2人分)
ゆずポン酢 大さじ3
冷凍枝豆 1袋
とうもろこし 1本
バター 大さじ2
醤油 小さじ1
塩胡椒 適量

【作り方】
1.とうもろこしは包丁で芯から実をそぎ落とす(缶詰を活用してもOK!)。

2.フライパンにバターを入れて熱し、枝豆を炒める。

3.バターがなじんだら、塩コショウをしてさらに炒める。

4.枝豆に火が通ったら、(1)を加えて炒め合わせる。

5.しょうゆ、ゆずポン酢を加え、強火で煮詰める。味がなじんだら、完成!

高知県馬路村の「ゆずポン酢」が大人気!その魅力は?

高知県安芸郡にある馬路村は、900人ほどが暮らす小さな村です。30年ほど前までは林業を生業としていたそうですが、時代の流れとともに林業の需要が減り、新しい生計として白羽の矢が立ったのが、「ゆず」。馬路村でたくさん採れ、長く親しまれてきたものだったからです。

高知県ではゆずポン酢がたくさん販売されています。地元の人に愛されているのがわかりますね

現在、馬路村ではゆずのドリンクやゆずこしょうなど、ゆずを活用したさまざまな商品が作られています。そのなかでも特にゆずポン酢の人気は高く、定番の日本一に選ばれたポン酢「ゆずの村」や、住民の声から生まれたとにかくゆずが効いた1本「1000人の村」、かつおだしのうまみを加えた「のーがえい」など、ポン酢だけでも複数種類が作られています。

ゆずの香り高く、味わい深いポン酢しょうゆの数々、ぜひひと通り試してみたいところです!

参考サイト:
ぽん酢やごっくん馬路村の誕生でゆずの村として知られるようになるまで(馬路村農協)

余りがちなポン酢の活用にもおすすめ

今回ご紹介した「とうもろこしと枝豆のゆずポン酢炒め」は、冷蔵庫で使い切れずに余って少し酸味や風味が損なわれたポン酢でも十分活用できます! 炒めることで味わいがマイルドになり、子どもたちもついつい手が出てしまう味つけに。「おかずを何かもう一品作りたいな」という際には、ぜひ作ってみてください!