重ね煮アカデミー(R)認定講師そして、重ね煮弁当研究家の北知美です。蒸し蒸しジメジメの梅雨に入りましたね。こんな季節は少しでも台所に立つ時間を短くしたいものです。そんな時にお薦めなのが、「重ね煮」の調理法の一つでもある「蒸し煮」です。
少量の水と一つまみの塩でサッと蒸し煮するだけで、あっという間にできます。しかも、水も火も使う量が少ないので省エネで一石二鳥! 他にも「蒸し煮」の魅力はたくさんあるんですよ!

蒸し煮のポイント・・・「かくし塩」と「さそい水」そして薄手の鍋!

ほうれん草や小松菜などの青菜を茹でるとき、みなさんはどうされていますか? おそらく大きめのお鍋にグラグラとお湯を沸かして茹で、冷水に取って冷ます…が一般的な調理法だと思います。水もガスも大量に必要な上、うまみも栄養分も逃げてしまいます。

それに比べて「蒸し煮」はとても簡単!「かくし塩」と「さそい水」であっという間にでき、うまみも栄養分も逃がしません。「かくし塩」とは親指・人差し指・中指の3本でつまめる位の少量の塩、「さそい水」とは1/3~1/2カップの少量の水のことを言います。

「蒸し煮」はさっと火を通すだけなので、必ず薄手の鍋を使ってくださいね!

ほうれん草の胡麻和え(蒸し煮)

(材料)
・人参 40g … 千切り
・ほうれん草 1把 … 3cm長さ
・水 1/3カップ
・醤油 大さじ1
・すり胡麻 大さじ3

(作り方)

  1. 鍋の下からほうれん草・人参と重ね、1/3カップの水とかくし塩をして蓋をし、強火にかける。
  2. 湯気が出たら混ぜ合わせ、火からおろして水を張ったバットに鍋ごと浸けて冷やす。
  3. すり胡麻と醤油をすりわせて和え衣を作る。
  4. ②を軽く絞り、いただく直前に和え衣と混ぜる。

※レシピは、「重ね煮アカデミー(R)」より記載

「蒸し煮」の魅力は?

  • 少量の水と火しか使わないので省エネ。
  • とっても簡単で時短。
  • 大量のお湯で茹でたり、水にさらさないので、うまみや栄養素の損失が最小限。
  • 「かくし塩」で野菜が色よくシャキッと仕上がります。
  • 「さそい水」で野菜の水分を素早く誘い出してシャキッと仕上がります。
  • 薄手の鍋を使うことで、鍋の温度を素早く上げ野菜がシャキッと仕上がります。

みんな大好き! とうもろこしと枝豆も「蒸し煮」でうまみを凝縮!

子どもたちが大好きな夏野菜といえば! とうもろこしと枝豆! 大人のビールのお供にももってこいですが…。暑い夏にグラグラと大量のお湯を沸かすのも…ですよね。

とうもろこしと枝豆も「蒸し煮」がお薦めです!「蒸し煮」することでうまみが凝縮され、とても甘くおいしくなります。

「蒸し煮」だと朝からでもササッと出来るのでお弁当のおかずにもとてもお薦めですよ。

 とうもろこしの蒸し煮

(材料)
・とうもろこし
・塩(とうもろこしの重量の1%程度)

(作り方)

  1. とうもろこしの皮を剥いて、食べやすい長さに切る。
  2. 蓋つきのフライパンに水1/2カップほどを入れ、とうもろこしの1%程度の塩を加え沸かす。
  3. 沸いたところへ、とうもろこしを入れて蓋をし、とうもろこしの粒の黄色が鮮やかになるまで火を弱めず蒸し煮する(約3分!)。

※レシピは、「重ね煮アカデミー(R)」より記載

 

枝豆の蒸し煮

(材料)
・枝豆
・塩(枝豆のさやごとの重量の3~5%程度)

(作り方)

  1. 枝豆を洗って鍋に入れ、塩をまぶす。
  2. 水大さじ3を入れて蓋をして火にかける。
  3. 湯気が出たら、一旦ざっと混ぜて、また蓋をする(約3分)。
  4. 少し固いかなという程度で火を止め、水を張ったバットに蓋をしたまま鍋ごと浸けて5分ほど冷やす。

※レシピは、「重ね煮アカデミー(R)」より記載