管理栄養士おすすめ!離乳食期の子どもが下痢した時のごはん3選【レシピ付き】
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管理栄養士ライターのゆきです。子どもが下痢になるとどんなごはんをあげればよいのかわからなくなるママは多いと思います。今回は下痢の時にどんな食材を避けて、どんな食材なら食べられるのかをお伝えします。
例としてご紹介するレシピはどれも離乳食初期から食べられる食材でアレルギーも少ないものなので、覚えていただければ離乳食中はいつでも対応できますよ。
下痢の時に避けたほうがよいもの
ほかに症状がなく、食欲や飲み方に特に変わりもない機嫌のよい時は下痢気味であってもご飯を食べさせてよいのですが、食物繊維の多いものや脂質が多いものは消化に負担がかかるので下痢の時は避けるのが無難です。
脱水が気になるようでしたら白湯や麦茶、番茶、赤ちゃん用のりんごジュースやイオン飲料を少量ずつ与えて水分補給をしましょう。みかんなどの柑橘類や牛乳などの乳製品は便が緩くなるので避けましょう。
子どもに熱や嘔吐など他の症状もある場合や、下痢がなかなか治らない場合は病院で受診しましょう。
にんじんと豆腐のトロトロ粥
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一品でエネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラルといろいろな栄養素が摂れるご飯です。
【材料】(1人分)
お粥 大さじ3
人参 2cm幅の輪切り1切
豆腐 小さじ1
だし汁 1/4カップ
【作り方】
1.人参を耐熱ボウルに入れ、少量の水(分量外)を加え、ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で1分加熱し、すりこぎですりつぶす。
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2.豆腐は茶こしなどに入れて裏ごしする。
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3.お粥、(1)と(2)、だし汁を鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。
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お粥はお子さんの月齢に合わせたものを用意してください。また、写真ではすりつぶしていないのですが、月齢に合わせてすりつぶしてペースト状にしてください。
基本的に体調が悪い時はいつも食べているご飯の固さや大きさではなく、一段階前の離乳食の形に戻してあげましょう。
大根と白身魚のすり流し
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赤身魚は脂質が多いので、消化に負担がかからないよう白身魚を用いましょう。
【材料】(1人分)
大根 3cm幅のいちょう切り 1切れ
刺身用の白身魚(鯛、ひらめなど) 1切れ
だし汁 大さじ2
【作り方】
1.大根を耐熱ボウルに入れ、少量の水(分量外)を加え、ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で1分加熱し、すりこぎですりつぶす。
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2.白身魚をゆでて、すりつぶす。
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3.(1)と(2)、だし汁を混ぜ合わせたら出来上がり。
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普段のごはん中も口から出してしまうなど、魚を食べないお子さんの場合は、これを鍋でひと煮立ちさせて水溶き片栗粉でとろみをつけてあげたり、お粥と混ぜて食べさせたりなどの工夫をしてみましょう。
りんご葛湯
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りんごはお腹の調子を整える作用があります。
【材料】(1人分)
りんごジュース 50ml
りんごのすりおろし 1/8個分
片栗粉 少々
【作り方】
1.りんごジュースを鍋に入れ、りんごのすりおろしを加えて煮たたせる。
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今回はベビー用の粉末りんごジュースを使っています。
2.片栗粉を水(分量外)で溶き、(1)に加えてとろみをつけたら出来上がり。
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バナナを入れてもいいですよ。
下痢の時は整腸作用をもつ水溶性食物繊維がおすすめ
食物繊維にも種類があります。先ほど下痢の時は食物繊維の多いものは控えましょうとお伝えしましたが、これは、ごぼうみたいな繊維の固い野菜やさつまいも、きのこ類など、消化の負担になるようなものを控えましょうということです。
食物繊維の中でも水溶性食物繊維には整腸作用がありますので、下痢の時にはオススメです。果物や繊維のやわらかい野菜(大根、人参、かぼちゃなど)、さつまいも以外の芋類に多く含まれています。
下痢の時はこれらの食材を煮物にしたり、スープ状にやわらかく加熱したりして食べるとお腹の調子を整えてくれます。子ども、大人に関わらず、下痢でお腹の調子が悪い時の体調管理に使える知識ですので、覚えておくとよいですよ。
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