仕事用の冷凍ストッカーの中も、気が付けばお気に入りの冷凍食品でいっぱいになってしまうことが多い料理研究家の松本葉子です。そんなうちの冷凍庫の常連、イオンの冷凍食品の中でも冷凍フルーツはワーママにおすすめの商品。
そのままシャーベットみたいに食べてもよし、ヨーグルトやアイスクリーム、シリアルにトッピングしてもよし。しかも、この冷凍フルーツを使えばフルーツゼリーが驚くほど短時間で作れるんですよ。

イオンの冷凍食品にフルーツアイテムがたくさんあるって知ってた?

イオンの冷凍食品コーナーには、実は冷凍フルーツがたくさんあります。すぐ使えるタイプの袋入り商品だけでも、常時10種類以上ある感じですよ。

イオンのネットスーパー「おうちでイオン」で調べてみると、うちの最寄りの店舗には、いちごダイス、ブルーベリー、アボカド、ぶどう、いちご&ブルーベリー、マンゴー&キウイ、ダークスイートチェリー、シトラスミックスなど、17種類も置いているとのこと。

お値段は、70gや90gの小袋入りが税抜き98円~、最も高価な350gの大袋入りでも税抜き398円です。

皮をむいたりする必要がないから簡単だし、保存期間を気にしなくてよいのも楽。それを考えるとなかなかのお値打ち価格です。

いくつか中身をだしてみるとこんな感じ。

凍ったままではどの果物もあまり甘みは感じませんが、溶けるとそれぞれの風味がしっかりあります。製品の袋には、自然解凍OKと明記されています。

ゼリー液に凍った果物を入れれば速攻で固まる!

では早速この冷凍フルーツを使って「超時短フルーツゼリー」を作ってみましょう。まずは、わかりやすいように、「ダイスいちご」を使った実験結果をご紹介。

ちなみに、パイナップルやキウイなど「タンパク分解酵素」を多く含むフルーツはゼラチンを固まりにくくするため、ゼリーに使うのは不向きです。

【材料】実験カップ3個分
湯 200cc
顆粒タイプのゼラチン 8g
粉砂糖 15g
ダイスいちご 60g

【作り方】
1.60~70度のお湯に砂糖を加えて溶かしてから、すばやく顆粒ゼラチンを加えて混ぜ、完全に溶かす。

2.カップに(1)を流し込み、凍ったままのダイスいちごを加えて混ぜ、冷蔵庫に入れる。

5分後。まだぜんぜん固まっていません。

9分後。とろとろ状態に固まってきました。

12分後。ほぼ固まっています。

というわけで、
1)ポットのお湯を使って砂糖とゼラチンを溶かす。(レンジを使ってもOK)<2分>
2)カップに注いで冷凍フルーツを混ぜる。<1分>
3)冷蔵庫で冷やす。<12分>

3ステップ 約15分でフルーツゼリーが完成します。

カップの容量や材質、冷蔵庫の温度などによって多少変わりますが、それでも、冷蔵庫で2~3時間冷やして固めるのに比べれば思いっきり時短です!

★より早く確実に固めるためのポイントは以下のとおり。

・溶けやすい顆粒タイプゼラチンを使う。
・冷凍フルーツが解凍されると水分がでるので、ゼラチン濃度を濃くする。(通常は200ccに対して5gだが、8g程度加えるのがおすすめ)
・ゼリー液はなるべく低めの温度(ゼラチンが完全に溶けるには55度程度は必要)で作る。
・糖分を加える時には溶けやすいタイプの砂糖かはちみつや液糖を使う。
・冷凍フルーツを多めに入れる。
・容器を冷やしておく。

朝5分早起きすれば、帰宅した時には「お店みたい!」と子どもが喜ぶデザートが

今日はおいしいデザートを買って帰ろうと思っていても、仕事が忙しかったり疲れていたりしてお店に寄れないことも。子どもたちをがっかりさせたくないし、かといって、いつもコンビニデザートで済ませるのもママとしてはちょっと複雑な気分。

そんな時は、朝5分だけ早起きして、テリーヌ型や蛇の目型で大きなフルーツゼリーを作っておきましょう。イオンの冷凍フルーツがあれば簡単です。

作り方は、フルーツゼリーと同じ。しかも一個の型で作るからよりラクチン。ただし型が大きい分、固まるのに時間がかかるので、朝作って冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

透明なゼリーにいろいろなフルーツを入れて作るのもきれいですし、ゼリー液を作る時にジュースや牛乳を使っても。

写真のゼリーは、グレープジュースとベリーミックスを使って、四角い型で作りました。ちょっと大人っぽい雰囲気です。

盛り付ける時に冷凍フルーツを散らすのがおすすめです。

でも万が一、うまく固まっていなかったとか、型から出す時に崩れちゃった! という時も、グラスやカップに盛り付ければおしゃれなデザートになりますよ。

イオンの冷凍フルーツを常備して、思い立ったらいつでも手作りデザートを

今回ご紹介した時短フルーツゼリーは、材料もいたってシンプル。晩ご飯の支度と一緒に作っておけば食後にはしっかり固まっておいしく食べられます。

使うフルーツによってバリエーションが楽しめるので、冷凍庫には何種類か常備しておくといいですね。イオンで冷凍食品を買う時にはぜひ冷凍フルーツもチェックしてみてください。

お休みの日などにも、思い立ったらすぐに作れるのがなにより。子どもたちに、「え!もうできたの?ママすごい!!」って言われる早技、試してみませんか?