安価でおいしく栄養が摂れると人気沸騰中のさば缶ですが、中でもカルディオリジナルの「さばの水煮」が気に入っている料理研究家の松本葉子です。
さば水煮缶は、ツナ缶やオイルサーディンのように油漬けでないぶんヘルシーですし、いろいろな料理に使えます。今回はとても簡単に作れるのに見栄え抜群! しかも子どもたちがおいしく食べられる料理をご紹介したいと思います。

カルディオリジナル「さばの水煮」は、中身も外観も魅力的

まずは外観。これおしゃれだと思いませんか? 缶の側面まで手抜きのないデザインでかわいい! 買い置きして並べておくだけでインテリアになっちゃいます。

1個が189円。内容総量が190gで、うち固形量は140gとなっていますが、食べ応えがあって、お値打ち感があります。

まずそのまま食べてみてください。しっとりしなやかな身にはさばのうまみが凝縮されているけれど、驚くほどクセが少ないんですよ。しかもかなり薄味なので、料理に使いやすいのもなにより。

この缶詰の原材料は、国産さばと瀬戸内の花藻塩のみ。シンプルな缶詰だからこそ、素材の良さが生きているように感じます。

もちろん栄養面でのメリットも見逃せません。さば水煮缶詰はさばの身だけではなく、皮、骨、血合いなど丸ごと使われているので、生のさばより多くの栄養素を摂ることができるんですね。

カルシウム、ビタミンD、DHA、EPAなど成長期の子どもにとって重要な栄養素がたっぷり含まれているのもうれしいところです。

カルディのさばの水煮缶で作る彩りそぼろご飯

まずおすすめするのは、そぼろご飯。色がきれいで、スプーンでも食べやすいので子どもたちにも人気の一品です。

【作り方】

1.フライパンにごま油を熱して、水を切ったさば水煮を加え、菜箸を束ねたもので混ぜながらそぼろ状になるまで加熱する。好みで醤油、砂糖、みりんなどを加えて味をつける。

2.卵はゆで卵にしてから崩すか、細かい炒り卵にする。味をつけてもOK。

3.さばのそぼろと卵、刻みネギをご飯の上にのせる。子ども用にはネギを少なくしたり、ネギの代わりにレタスやほうれん草を使うのもおすすめです。

さば水煮缶で作るヘルシー「さばサンド」

ツナサンドもいいけれど、さばサンドもぜひ! 写真のようにフランスパンで作ってカフェ風の盛り付けで楽しむもよし、小さな子ども用にはやわらかい食パンに巻き込んでロールサンドにしてもよし。好みの野菜を使って作ってみてください。

水を切ったさばの水煮にマヨネーズを加えて粗くつぶしてパンに挟むのが基本。好みで粒マスタードを加えても合います。写真では、野菜はトマト、玉ねぎ、サラダ菜を使っていますが、千切りにしたキャベツやレタスなどでもいいですね。

さば缶が材料とは思えないおしゃれオードブル

先に書いた「さばサンド」の中身ですが、実はさばをマヨネーズで和える時にカレー粉を加えるのもおすすめです。さばが苦手な方も、魚嫌いの子どももカレー粉を使うとぐっと食べやすくなります。それを元に作ったリエット風のオードブルがこちら。

水を切ったさば水煮にマヨネーズ、カレー粉、パセリのみじん切り、玉ねぎのみじん切りを加えてよく混ぜてから冷やせばできあがり。

カレー粉の量は好みで。マヨネーズの代わりにオリーブオイルを加えてもよいでしょう。
形を作る時は、ラップを敷いたカップなどに詰めると簡単です。パンにつけて味わうと、ワインが進みますよ~!

カルディオリジナル「さばの水煮」は見つけた時に買うのがおすすめ

おいしくて栄養があって、しかも安価でいろいろと使える「さばの水煮」ですが、人気がありすぎて品薄状態が続いています。3月末現在、カルディのオンラインショップでも「在庫僅少のためおひとり様 5点まで」という制限がかかっていて、実店舗でも品切れのことがよくあります。

日持ちするから買い置きOKで、骨までやわらかく加熱済みだから、時短調理に最適なさばの水煮は、忙しいワーママの強い味方になってくれるはず。見つけたら買っておいて損はないと思いますよ。