こんにちは。オランダのフードコンサルタント白神です。今年ももうすぐ、イースターがやってきます。今年は例年より遅く、4月21日がイースターです。毎年日にちが変化するこのお祭りは、ちょっと覚えにくいですよね…。
イースターと言えば、命の象徴の卵。イースターカラーは黄色です。今回は、イースター向けに簡単だけど子どもが喜ぶ、「ふわふわ目玉焼き」と「ふわふわオムレツ」「お弁当にも入れやすい目玉焼き」のシンプル卵料理をご紹介します。

ふわふわ目玉焼き

女性と子どもが大好きな、ふわふわ食感。男性でも、お好きな方はいらっしゃると思います。今回の目玉焼きは、このふわふわが十分堪能できる、見た目も食感も大満足の目玉焼きですよ。

【材料】
タマゴ 人数分(今回は3人で3個です)
塩 少々
バターもしくはサラダオイル 適量

【作り方】
1.タマゴを白身と黄身に分け、白身に塩少々を入れる。

2.白身をしっかり泡立てる。

角が立つまでしっかり泡立てる

3.泡立てた卵白を、バター/サラダオイルを敷いて熱したフライパンにスプーンですくって入れ中央を少しくぼませる。中火以下で調理してください。

まずは、卵白の形成です

4.卵白が少し固まってきたら、一つずつスプーンですくった卵黄を卵白のくぼみに入れる。

卵黄を入れたところ

蓋をして、弱火で5~7分ぐらいお好みで加熱して、ふわふわの目玉焼きの出来上がりです! 注意点は、決して強火で調理しないでください。強火で調理すると、調理中はかなり卵白が膨らみますが、お皿に盛るとすぐにしぼんでしまいます。

ふわふわオムレツ

このオムレツは、焼いている時になぜだかとっても幸せな気分になります。

【材料】
タマゴ 人数分
塩、コショウ 少々
バター/サラダオイル

【作り方】
1.タマゴを白身と黄身に分ける。
2.白身をしっかり泡立てたら、黄身を入れてさらにしっかり泡立てる。スポンジケーキみたいな生地ができます。

3.熱してバター/サラダオイルを溶かしたフライパンに、(2)の卵液を入れてふたをし、中火で加熱。膨らんできたら、お好みでコショウを振る。ふわふわホットケーキみたいです。

4.丸のままでもよいですが、半分に折っても。今回は、片面だけを焼きました。お好みで両面焼いてもよいです。両面焼きにすると、ふくらみが減ります。

これで、ふわふわオムレツの出来上がりです。

お弁当に入れやすい目玉焼き

これ、すごく簡単ですよ。玉子焼き用のフライパンを使うと、お弁当のおかずや、サンドイッチとしてパンに挟みやすい目玉焼きができます。

黄身の部分を潰すと、均等になるのでさらに扱いやすいです。このまま何枚かに切ってもよし、巻いてもよし、パンに挟むもよしで手を加えやすい目玉焼きができます。

イースターを楽しもう

もうすぐイースターなので、街中は黄色で飾られているオランダです。イースターについては、以前にも書かせていただきましたので下記をご参照ください。

イースターには、なぜタマゴなの?オランダの街や家庭では…

難しい決まりは抜きにして、みなさんも楽しくイースターを過ごしてくださいね!