【新じゃがいも簡単おかず】一口ガレットは子どもも大人も好きな味
元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は春になると食べたくなる食材の一つ、新じゃがいもの簡単おかず「一口ガレット」をご紹介します。
「新じゃがいもの季節だなぁ」と思ってたくさん食べようとウキウキしていても、いつの間にか日が経ち、スーパーの店頭から新じゃがいもが消えている! なんていう経験、ありませんか? そんな方のために、新じゃがいもの簡単おかずレシピをご紹介します。
子どもに旬の春野菜を食べさせたいけど時間がない!という忙しいママでもすぐ作ることができる、簡単かつ、おいしいおかずです。
粉チーズで味付けの手間なし!一口サイズでお弁当にも
味付けに粉チーズを使うと、簡単に味が決まって時短になります。さらにじゃがいもと好相性のベーコンを加えることで、次から次へとお箸が止まらないおかずになります。ママ友の家に持ち寄り料理として持っていった時は、子どもたちがパクパク食べてくれて、すぐ“完売”になりました!
【材料】(2~3人分)
新じゃがいも 2~3個
ベーコン 1枚
粉チーズ 大さじ2
塩 小さじ1/4
コショウ 少々
片栗粉 大さじ2
オリーブ油 大さじ2
乾燥パセリ 適量
【作り方】
1.新じゃがいもはよく洗って縦半分に切ってから、スライサーでせん切りにする。(水には浸さない)ベーコンはみじん切りにする。
新じゃがいもを半分に切ってからスライサーを使うことで、より小さいせん切りになり、あとで焼いた時に具材がばらけにくくなります。ただスライサーを使う時は、手をケガしないように気を付けましょう。
2.ボウルに(1)の新じゃがいもとベーコンを入れて、粉チーズ・塩・コショウ・片栗粉を加えて混ぜる。
使用する粉チーズによって塩分量が違うので、お好みで塩の量を調節してください。
3.フライパンにオリーブ油を引いて熱し、(2)をスプーンで一口大にすくって落とし、平らに広げる。
4.片面に焼き目が付いたら、スプーンと菜箸などを使って、形が崩れないように裏返す。カリカリに焼きたいので、蓋はしない。
5.両面焼けたらお皿へ取り出して、乾燥パセリを散らして完成。
じゃがいもをスライサーで千切りにして、フライパンに薄く広げて焼くのですが、この時に具材がバラバラにならないように、一口サイズで作ることがポイントです。これで具材同士がくっつきやすくなるため失敗しにくく、またお弁当にも入れやすいサイズになります!
フライパン一面に広げて作るような大きいガレットも見栄えがして素敵なのですが、ひっくり返す時に生地が割れてしまったり、具材がばらけてしまったり…という失敗も。でもこのレシピなら一口サイズなので、ひっくり返す時も簡単です!
「手の込んだ料理は作る時間がないけど、少しでも栄養があっておいしいおかずを食べさせたい」そんな考えを持っているママは多いはずです。でも、旬の野菜を使うことで、味を作りこまなくてもそのままの素材の味でおいしくなります! 栄養も豊富なので、時短と栄養摂取の両方がかなって、いいことづくめですね。
小さくて薄いので、お弁当にも入れやすい
一口サイズなのでお弁当にも入れやすいです。お弁当として食べる場合は、焼き立てよりもカリカリ度は少ないですが、食感がモチモチとなり、また違うおいしさです。冷めても、粉チーズとベーコンでしっかり味が付いているので、おいしく食べられますよ。
簡単おかずなので、夕飯の付け合わせにも
子どもってポテト大好きな子が多いですよね。でも揚げ物のおかずは手間がかかって、そんなにひんぱんには作れないし、油の量も気になります。
そんな時、このレシピなら揚げ物よりも少ない油で済むし、何より薄くて小さいので早く焼き上がり、時短になるのでおすすめです。
簡単おかずなので、夕飯が少し寂しいなという時もパッと作って、メインの付け合わせとして使うこともできますよ。
また新じゃがいもは皮が薄いので、剥かずにそのまま料理できるのも簡単で魅力的です。そして何より、旬の食材はみずみずしくておいしいですよね。私は春になると、新じゃがいもの時期が終わらなければいいのにと毎年思います(笑)
ぜひこの簡単おかずレシピで、春の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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