こんにちは!元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、10分でできるレンジを使った副菜3種をご紹介します。夜ごはんで「あともう1品ほしいな」というときに役立ちます!「オクラのおひたし」「にんじんとベーコンのレンジ炒め」「キャベツのめんつゆ蒸し」のレシピです。
レンジでできるので、忙しいワーママも夜ごはん作りの合間にすぐできます。翌日のお弁当や作り置きとしても重宝するレシピです。作り置きとしての保存目安は、冷蔵庫で2〜3日です。

オクラのおひたし

オクラのコリコリした食感を残して作るおひたしです。作ったあとに冷蔵庫で冷やしておくと、暑い日にぴったりの冷たい常備菜として使えます。鮮やかな緑がきれいな副菜です。

【材料】(2〜3人分)
オクラ 1袋(8本くらい)
塩(まぶす用) 2つまみ
白だし 小さじ1
けずりぶし 大さじ1

【作り方】
1.オクラは洗って塩をまぶし、表面のうぶ毛を取る。かたいヘタと、ガクの部分を切る。

ガクも含めて、オクラの先端部分を切り落とすと早くてラクですが、加熱すると水っぽくなってしまいます。ちょっと手間かもしれませんが、ガクだけ切り取るとおいしくなります。

2.耐熱皿に(1)を並べる。ふんわりとラップをかけて、レンジで加熱する。(600W40秒)

3.レンジから取り出して、ざるにあげる。粗熱がとれたら1cm幅くらいに切る。

4.白だし、けずりぶしを和えて完成。

にんじんとベーコンのレンジ炒め

鶏ガラスープの素とごま油で、濃厚な炒めもの風の味になります。レンジで作るので、火の通りを加減しやすく、水っぽくなりにくいレシピです。

【材料】(2〜3人分)
にんじん小 1本
ベーコン 2枚
☆鶏ガラスープの素 小さじ1
☆塩 ひとつまみ
☆ごま油 小さじ2

【作り方】
1.にんじんは千切り、ベーコンは1cm幅のたんざく切りにする。

2.耐熱ボウルに(1)と☆を入れて、ふんわりとラップをかけ、レンジで加熱する。(600W3分)

3.全体を混ぜ合わせて、お皿にのせて完成。

キャベツのめんつゆ蒸し

簡単でよく作る副菜です。すぐできるお手軽レシピですが、ごま油の香りで食欲がそそられます。レンジだからこそ、キャベツがシャキシャキに仕上がっておいしいですよ。

【材料】(2〜3人分)
キャベツ 1/4個
塩 ひとつまみ
酢 小さじ1
☆めんつゆ(3倍濃縮)  小さじ2
☆ごま油 小さじ1
☆白いりごま 大さじ1
焼きのり 適量

【作り方】
1.キャベツは3cm四方くらいになるように、ざく切りにする。耐熱ボウルに入れる。

キャベツは手でちぎってもOKです。ちぎる方が調味料が絡みやすくなります。

2.塩、酢をかけて全体を混ぜ合わせる。ラップをかけて、レンジで加熱する。(600W2分30秒)

酢をかけることで、キャベツのくさみを和らげます。

3.レンジから取り出して、☆をかけて混ぜ合わせる。

お皿に盛り、焼きのりをちぎってのせて完成。

レンジですぐできて、お弁当や作り置きにもなる!

「レンジでできる副菜レシピ」は、その名の通り、レンジで完成できるのが一番のポイントです! レンジを使うメリットは、以下の通りです。

・片付けがラクで時短になる。
・ レンジで効率的に加熱できる。
・レンジなので、加熱中に少し目を離して洗い物などができる。
・火を使わないので、子どもにお手伝いを頼みやすい。
・暑い時期でも、快適に料理できる。

レンジ料理は、忙しいワーママにぜひおすすめな調理方法です。レンジを使うと、子どもと料理がしやすいというメリットもあります。ただ、レンジ加熱後のお皿は熱いので、注意しましょう。お手伝いで、親子のコミュニケーションもはかれます。

また、今回ご紹介したレシピは、3種類とも使う野菜は1つだけです。家にある身近な材料で、手間なく、簡単に作れますよ。

夜ごはんに作って余った分は、翌日のお弁当や作り置きとして活用できます。お弁当の野菜おかずは、何を入れようか迷いますよね。朝、イチからおかずを作ろうと思うとおっくうなので、夜ごはん作りで翌日のお弁当分まで用意してしまいましょう。

朝のお弁当づくりが、とてもラクになりますよ。レンジで手軽に作れて、お弁当の彩りもよくなるのが嬉しいところです。作り置きとしての保存目安は、冷蔵庫で2〜3日です。

「レンジでできる10分副菜レシピ3選」をご紹介しました。レンジなら、おいしさと時短を両立できます!レンジを活用して、夜ごはんやお弁当作りをスムーズに乗りきりましょう。