こんにちは!元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、下味冷凍で簡単に「おうちアウトドア」ができるバーベキューチキンをご紹介します。
鶏もも肉をバーベキューソースの下味に漬けて、焼くだけです。夜ごはんの食卓へフライパンのまま出せる、お手軽メニューですよ。とても簡単で、忙しいワーママにおすすめのレシピです。

簡単おうちアウトドア

「おうちアウトドアは、準備が面倒くさそう…」と思うところですが、今回ご紹介するバーベキューチキンはとても簡単です! 「肉をバーベキュー味に漬け込んで焼いたら、フライパンのまま食卓に出しちゃおう!」という、なんちゃってバーベキューです。下ごしらえに5分、加熱に10分、作業時間トータル15分でできます。

子どもに人気の味が簡単に作れるので、時短したいワーママにぜひおすすめです。それでは、レシピをご紹介します。

【材料】(2人分)
鶏もも肉 1枚
☆ケチャップ 大さじ2
☆中濃ソース 大さじ1
☆はちみつ 小さじ2
☆鶏ガラ 小さじ1
☆塩 ひとつまみ
☆にんにくすりおろし(チューブ可) 1片分
ズッキーニ 1本
塩(ズッキーニ用) 少々
オリーブ油 大さじ1

※倍量でも作れます。倍量のときは、レンジ加熱時間を7〜8分に増やして様子をみてください。
※野菜は、パプリカ、ナス、ジャガイモなどでもおいしいです。
※はちみつを使うので、1歳未満の子どもは食べるのを控えてください。

【事前準備】
1.鶏肉を大きめの一口大に切り、ポリ袋の中に入れて☆の調味料を揉み込む。

この状態で冷凍保存ができます。平らにならして、冷凍しましょう。冷凍保存の目安は2週間ほどです。使うときは解凍から始めます。

「朝に下ごしらえをして、夜に食べたい」ということもできます。ポリ袋ではなく耐熱ボウルの中で混ぜ合わせておくと、次のレンジ加熱がスムーズにできます。

【作り方】

1.下味冷凍した鶏もも肉を耐熱容器に出してふんわりとラップをかけ、電子レンジで加熱する (600W4分) 。

朝に下ごしらえをしていた場合は、耐熱ボウルのままラップをかけてレンジで加熱します。

2.レンジ加熱中に、ズッキーニを5mmくらいの薄切りにし、オリーブ油をしいたフライパンで焼いて塩を振る。

3.ズッキーニに焼き目がついたら、裏返す。レンジ加熱した鶏肉を隣に並べる。

レンジ加熱後のお皿やボウルは熱いので、やけどに気をつけましょう。

4.鶏肉にも焼き目がつくまで焼いたら、完成。

下味冷凍で時短!フライパンのまま食卓へ

バーベキューチキンの時短ポイントは、3点です。
・下味冷凍ができる
・レンジを使って加熱時間を短縮
・フライパンのまま食卓に出せる

下味冷凍は、「肉を切る→味つけする」という工程を先に済ませておくことができます。一番忙しい夕ごはん準備での作業を、できるだけ減らしておけますよ。

また、鶏肉はレンジ加熱したあとにフライパンで焼くのもポイントです。一見、レンジもフライパンも使うのは手間なように思えますが、レンジ加熱で肉の中まで火を通せるので、フライパンでの焼き時間が大幅に短くなります。バーベキューチキンの調味料は、フライパンだとすぐ焦げてしまうので、焦げ防止にもなります。

バーベキュー感覚でフライパンのまま食卓へ出せるので、とてもお手軽です。

チキンと焼き野菜で簡単バーベキュー気分!

バーベキューチキンと焼き野菜をフライパンのまま食卓に出すと、子どもから「おぉー!」という声をもらえました。フライパンのまま食卓に出すというだけですが、「いつもと違う!」と反応してくれたようです。バーベキュー味は子どもに好評で、パクパク食べてくれました。ケチャップとソースの味は、子どもウケ抜群です。

簡単なことですが、鉄板でバーベキューを楽しんでいるような気分になれて、手軽におうちアウトドア気分になれます。もし、余裕のある休日に作る場合は、ホットプレートでバーベキューチキンと焼き野菜を焼くのもおすすめです。

バーベキューチキンは、冷凍作り置きができます。食べたいときは、解凍して焼くだけなので、とても簡単です。忙しい平日も、スムーズに過ごせますよ。

下味冷凍で簡単に作れる「バーベキューチキンレシピ」をご紹介しました。「疲れて、料理したくないな…」というときでも、下味冷凍をしておけば乗り切れます! 子どもが好きなバーベキュー味が簡単に作れるので、ぜひお試しください。