ひとり暮らしなどをしていると作らなくなるのが味噌汁ではないでしょうか?
炊きたてのご飯には味噌汁が欲しくなりますよね。白米に味噌という組み合わせは味の相性だけでなく、栄養価値がアップする食べ方なのです。
手軽なインスタント味噌汁もいいですが、今回は簡単に作れるおひとりさま用味噌汁レシピをご紹介します。
おひとりさまなので、ワンランク上の味噌を使ってみたり楽しみながら作ってみましょう。

鍋は使いません。道具は3つで、失敗知らず

鍋で1人分を作るのはなかなか難しいですよね。作り置きしておいても時間が経つと味噌の風味が逃げてしまい美味しくなってしまい、結局捨ててしまうなんてこともあるのではないでしょうか?また、毎回同じ濃さにならなくて、苦戦している方もいるのでは?

今回は3つの道具(汁椀、マドラー、ティースプーン)でいつも同じ濃さの味噌汁を作れるので失敗しづらいです。

<材料>
・お湯:汁椀8分目くらい
・だし入り味噌:ティースプーンすりきり4杯
・お好きな具材

<作り方>
汁椀に味噌を入れ、お湯を汁椀に8分目まで注ぎ、マドラーでよく溶きます。そこへ具材を入れれば完成。

これでいつも作りたての味噌汁がいただけます。

具材は製氷皿で冷凍しておくと便利

具材も毎回ひとり分を切ったりするのは大変ですよね。私は時間がある時や、安い野菜があるときに一気にボイルして製氷皿につめて冷凍してしまいます。使いたいときは氷のように製氷皿から具材を取り出して電子レンジで一気に加熱して使います。

氷1粒の大きさの具材が味噌汁1杯の具材にちょうどいいのでおすすめです。

※じゃがいも、豆腐などは冷凍に向かないのであまりおすすめしません。

ボイルしたチンゲン菜

味噌汁とご飯の組み合わせは栄養価値がアップする食べ方

私たちがカラダにとりいれる好ましいアミノ酸のバランスは、国際機関(FAO/WHO/UNU) によって定義されています。(アミノ酸はタンパク質を構成しているものです)このパターンと比較し、相対的に最も少ないアミノ酸を制限アミノ酸といい、これを補っていく必要があります。

米にやや不足ぎみであるリジンは、豆類にたくさん含まれています。つまり、味噌や豆腐などの大豆製品とご飯の相性は、必須アミノ酸の確保には黄金の組み合わせなのです。

【注】腎疾患、心疾患など塩分の制限をされている方は過剰摂取に注意してください。