紅葉がすすみ秋も深まったオランダ。日本はいかがでしょうか? こんにちは、オランダの白神です。秋~冬にかけた多忙な時期でも、手軽で美味しく、時として目先の変わった食事を頂きたいですよね? そこで今回は、オランダ人が大好きなパエリアとタパスをご紹介。難しそうに見えるパエリアも、炊飯器で簡単に出来ますよ。

オランダ人も大好きなパエリアとタパス

パエリアは、スペイン版の魚介炊き込みご飯。見た目も豪華で目を引きますし、いろいろな具が入っているので栄養面でもありがたいメニュー。

正式には、具材と米を炒め、蓋をせずに水分を調整しながら焚くそうです。けど、そんな手間のかかることできませんよね。なので今回は、炊飯器で全部炊いちゃいましょう!

また、タパスって何?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。タパスは、スペイン発祥の小皿料理です。現在ではアメリカやイタリアなどでも、国により特徴のある様々な種類のタパスが食されているようですね。

冷製からアツアツまで、実に様々な種類が存在するタパスの世界。手の込んだものもありますが、たいてい作り方はシンプルなものが多いですよ。今回はマッシュルームのタパスをご紹介しますね。

まずはパエリアから

まずパエリアを準備して、パエリアを焚いている間にマッシュルームのタパスを作るのが効率的です。

なお今回は、写真のパエリアの作り方を紹介していますので、手順を簡単にできるようにアレンジしています。また、材料は冷蔵庫にある野菜や魚介なら大丈夫です。魚介の代わりに鶏肉でも出来ますよ!

みんな大好きパエリア

<材料>
米 3合
タラ 300g
ニシン二枚おろし 1匹分
玉ねぎ 1個
トマト 3個
ポロネギ(普通のネギでも) 1本
ニンジン 1本
シュガースナップ(冷凍グリーンピースでも) 50g
ニンニク 1かけ
サフラン 5本(なければ省いても大丈夫)
固形ブイヨン(顆粒) 2個
オリーブオイル、塩、コショウ 各適量

<作り方>

  1. サフランを水に浸します。
  2. ニンニクをみじん切りにします。玉ねぎ、ニンジン、ポロネギ、トマト、タラを食べやすい大きさに切ります。
  3. 正式にはここで、ニンニク、玉ねぎ、米をオリーブオイルで炒めますがこの工程を省き、米、指定量の水(サフラン水がある場合は忘れずに)、ブイヨン、塩コショウ、オリーブオイル、野菜類、魚の順に炊飯器に入れて炊飯器のスイッチを押してくださいね。我が家は5年前から炊飯器がないので、フライパンで炊きます。

マッシュルームのガーリック炒め

煮汁をかけてもかけなくても

<材料>
マッシュルーム 適量
ニンニク 適量
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 適量

<作り方>
1.ニンニクをみじん切りにする。マッシュルームの汚れを刷毛やキッチンペーパーで取る。マッシュルームは水洗いをしないでくださいね。水洗いをするとマッシュルームが水を吸って、水っぽい仕上がりになります。この工程は、お子さんに手伝ってもらうのも楽しいかもしれませんね。
2.フライパンにオリーブオイルを入れて温め、ニンニクを炒める。

3.ニンニクの香りがして来たら、マッシュルームを入れて混ぜ塩コショウをする。
4.蓋をして1~2分で出来上がり。

パエリアが炊ける間の時間を利用して出来ますね。

今回ご紹介した二つのレシピは、全て適量で出来ます。計量の手間もかかりません。マッシュルームの汚れを刷毛などで丁寧に取り除くことだけはお忘れなく。

これは毒キノコなので食べられません