愛知在住フードライター瀬山野まりです。今回はパスタの簡単レシピを和・洋・中華風の3種でご紹介します。子どもから大人まで多くの人に愛されているパスタは茹でる時間がかかるとはいえ、茹でてしまえばさっとできる簡単メニューの一つです。トマトやツナ、めんつゆといった手軽にそろう食材で見栄えの良いレシピをご紹介します。

めんつゆ×塩昆布×梅で和風パスタ

【食材】(2人分)
パスタ 200g
オリーブオイル 大さじ1
めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2
塩昆布 適量
紫蘇 2枚
梅干し 2個

【作り方】

  1. 茹でたてのパスタにオリーブオイルとめんつゆを加えて混ぜる。
  2. (1)を皿に盛り、塩昆布を混ぜる。
  3. (2)に刻んだ紫蘇と梅干しをのせて完成。

※ポイント
紫蘇と梅といった鉄板の組み合わせに塩昆布が加わり、より味わい深い和風のおいしいパスタに仕上がります。めんつゆには出汁も入っているため、細かい味の調節をしなくても簡単に味が整い、忙しいときには重宝します。

トマト×ツナ×ハーブで洋風パスタ

【食材】(2人分)
パスタ 200g
オリーブオイル 大さじ1(炒め油とは別)
トマト(中) 2個
ツナ缶 1/2缶
シュレッドチーズ 10g
チャービル 適量
オリーブオイル(炒め用) 適量

【作り方】

  1. 茹でたてのパスタにオリーブオイルを加えて混ぜる。
  2. トマトを一口大にカットし、ツナ缶とともに炒めて、塩で味を調節する。炒めたら最後にチーズをさっと混ぜる。
  3. (1)を皿に盛り、(2)を載せる。
  4. チャービルを彩りよくのせて完成。

※ポイント
炒めることで甘みが出るトマトは、ツナの淡白な味わいとよく合います。塩のみで簡単に味付けしましたが、ブラックペッパーを加えて少しスパイシーにしてもおいしいです。

今回ハーブはチャービルを使用しましたが、バジルでもディルでもかまいません。さわやかな香りとともに彩りを良くしてくれるハーブは常備しておくと便利です。チャービルはパセリと似ていますが、マイルドな味わいで他の食材の味を邪魔せず使いやすいハーブです。

ひき肉×ナス×オイスターソースで中華風パスタ

【食材】(2人分)
パスタ 200g
ごま油 大さじ1(炒め油とは別)
ひき肉 80g
ナス 2/3本(約50g)
にんにく ひとかけ
オイスターソース 大さじ2
刻みねぎ 適量
ごま油(炒め用) 適量

【作り方】

  1. 茹でたてのパスタにごま油を加えて混ぜる。
  2. ナスをいちょう切り、にんにくは荒みじん切りにする。
  3. ごま油をフライパンで熱し、にんにくを加えて香りを出す。
  4. ひき肉に塩をふりかけ(3)に投入して炒め、後からナスを加えて炒める。
  5. (4)の火が通ったらオイスターソースを混ぜ合わせる。
  6. パスタを皿に盛り、(5)と刻みネギをのせて完成。

※ポイント
ピリ辛にしたい場合は、炒める際に豆板醤を加えてもおいしくいただけます。豆板醤を多めに加えたときは、卵黄を最後にのせて混ぜていただいてもおいしいです。豆板醤はとても辛いので、加えるときは“小指の先程度”の量からお試しください。

まとめ

茹でてしまえば冷蔵庫にある具材でどんな味とも相性が良いパスタ。めんつゆ、白だし、オリーブオイル、ごま油、オイスターソースあたりがあれば和洋中のどの風味も簡単に作ることができます。パスタは子どもにも人気の料理です。忙しいときでも冷蔵庫にある素材を合わせるだけで簡単に作れるので、和洋中で変化をつけてお試しください。

<お知らせ>
現在、東海ラジオ「タクマ・神野のど~ゆ~ふ~」(平日午前9時から正午放送)内の「教えてど~ゆ~ふ~」(月曜午前10時~)というコーナーに出演し、食をテーマにしたお話をさせていただいております。とても楽しい番組なのでよかったらぜひご視聴ください。