毎日のごはんづくりの中で、使えばそれだけで味が決まる「タレ」は、あるととても便利なアイテム! 今回は筆者自身がヘビーユーズ中の「照り焼きタレ」「焼肉のタレ」「めんつゆ」の3つの作り方をご紹介します。市販もされているタレたちですが、複雑なエキスを除けば、意外にも自宅で簡単に再現できちゃいます!

照り焼きタレ ごはんがすすむ丼にも

みんな大好き照り焼き。これがあればたいていのものの味付けが完了してしまいます。鶏・豚・牛などそれ単体に焼いてかけるもよし、焼き鳥や野菜にも合います。

肉がなくても揚げ茄子にからめて卵と一緒にごはんにのっけるだけで、ごはんがすすむ丼もできますよ。

<材料>(100ml前後)
しょうゆ 100ml
みりん 100ml
砂糖 大さじ3~4

<作り方>

  1. 小鍋にみりんを入れ、中火で煮立たせアルコールなどを飛ばしたら醤油を投入。
  2. 弱火~強めの弱火くらいの火加減にしたら、スパチュラなどで焦がさないように混ぜる。
  3.  1分くらいで少しとろみがつくくらいになるので、容器に入れて完成。冷えると少しとろみが強くなります。

めんつゆ 味付けや、おひたしにも

そばつゆとして使うだけでなく、味付けや、おひたしにも使える便利アイテム。これも簡単に自分で作れます!

<材料>(150ml前後)
水 200ml
醤油 50ml
みりん 50ml
かつおぶし 軽くひとつかみ(たっぷり使うと香りよくできます)

<作り方>

  1. みりんを煮立たせたら、水を加えて混ぜる。
  2. (1)が沸いたら醤油を入れて混ぜる。
  3. (2)がフツフツとしてきたらかつおぶしを入れ、弱火。30秒~1分くらいじんわり煮出したら完成です。

鰹節は本来なら濾しますが、もったいないので我が家ではそのまま使用します。そばつゆとして使用する場合は粉末だしをさらに加えたり、醤油濃いめで作った方がよりしっかり味でおいしくいただけます。

焼肉のタレ ハンバーグステーキのソースにも

焼肉の時にはもちろん、野菜炒めや、厚揚げを焼いてかけるだけでも軽い1品にできるから焼肉のタレは便利。「めんつゆ」「照り焼きタレ」とは材料がそんなに変わらないけれど、ニンニク・生姜が入るだけでパンチが出てこれまたご飯がすすむ!

<材料>(100~150cc)
醤油 80ml
砂糖 大さじ3~4
酒 大さじ3
コチュジャン 大さじ1
生姜(すりおろす) 小さい1かけ
にんにく(すりおろす) 半分~1かけ
ごま油 少々
白ごま 少々

<作り方>

  1. 耐熱皿に材料を入れ、レンジで20~30秒くらい温め砂糖を溶かせばOK。

辛口が好きならお好みで豆板醤などを加えても美味しい。しょうが・にんにくはフレッシュじゃなくチューブタイプを使用してもOKです。

コチュジャンの代わりに粗挽きペッパーをしっかりきかせれば、ハンバーグステーキのソースにもなります。