あと一品のおかずに!金沢もやしの三杯酢あえ【レシピ付き】
石川県金沢市のお隣にある河北郡在住の北陸家庭料理研究家・大象みかです。もやしは低価格でいつもスーパーにある野菜ですね。ちょっと一品足りないというときのために、「もやしの三杯酢あえ」を作ってみませんか。金沢産のもやしを使ったメニューです!
さらにそれを使って、子どものお弁当のおかずにピッタリな「もやしの三杯酢あえ入り卵焼き」もご紹介します。
もやしはお財布に優しい野菜です!
「あと一品、おかずが必要なんだけど何を作ろうか?」という時は「もやしの三杯酢あえ」がおすすめです。もやし、人参、薄揚げ、しいたけがあればできますよ。
もやしはお財布に優しい野菜で、一年中スーパーで売られていますね。献立に困ったときの主婦の味方でもあります。
今回は金沢市にある三吉商店の「三吉もやし」を使います。緑豆もやしで、北陸三県のスーパーで手に入ります。太すぎず、細すぎず、長すぎず、短くもなく、堅すぎず、やわらかすぎないもやしを作り続けているのだとか。
しいたけも石川県産、薄揚げも石川県産大豆を使用しました。
なお、三杯酢とは本来、酢・醤油・みりん(もしくは砂糖)を1:1:1で合わせたもので、今回は割合は違いますが、広い意味で「三杯酢あえ」という名前にしました。
もやしの三杯酢あえのレシピ
【材料】(2人分)
・もやし・・・1/2袋(100g)
・人参・・・40g
・薄揚げ・・・1/3枚(14cm×7cmくらい)
・しいたけ・・・1個
○水・・・150cc
○醤油・・・大さじ1と1/2
○砂糖・・・大さじ1と1/2
○酒・・・小さじ1
○酢・・・小さじ1
【作り方】
1. もやしは熱湯で3~5分くらい、好みの硬さになるまで茹でます。茹でたらザルに上げておきます。
2. 人参は細切りにします。
3. 薄揚げも細切りにします。
4. しいたけは軸を切り落とし、細切りにします。
5. ○を鍋に入れて、煮立たせます。その後、人参、薄揚げ、しいたけを入れて8分ほど煮ます。
6.火を止めてから、鍋の中に(1)を入れます。2時間ほど経って、もやしに味がしみ込んだらできあがりです。途中で何度か混ぜたほうが味がしみ込みやすいです。食べる直前に冷蔵庫で冷やしてもおいしいですよ。
参照サイト:
お酢の基本レシピ 三杯酢 マルカン酢株式会社
もやしの三杯酢あえを食べてみよう!
いざ実食! もやしがシャキシャキしていて、甘酸っぱさもちょうどよい感じがします。酸っぱい味が好きな方は、もう少し酢の分量を増やしてもいいかもしれません。
甘く煮た薄揚げからも味がしみ出て、箸休めにちょうどよいおかずになりました。人参としいたけを入れると彩りもきれいですし、栄養のバランスもよくなりますね。子どもから年配の方まで食べやすい一品に仕上がりました。
もやしの三杯酢あえ入り卵焼きにアレンジ!
もやしの三杯酢あえが余ってしまったり、次の日のおかずにアレンジしたいときもあるでしょう。そういうときは、もやしの三杯酢あえを具材にして、卵焼きにすることをおすすめします。
卵2個に砂糖を小さじ1加えて、卵焼きを作ります。もやしの三杯酢あえの汁気を切っておき、卵焼きの具材として中に入れながら卵を焼きます。
子どものお弁当にもピッタリな卵焼きができました。卵焼きの味つけはほんのり甘い程度で、中の具材の甘酸っぱさとよく調和しています。
もやしや人参のシャキシャキした歯ざわりも感じられて、一味違う卵焼きに仕上がりました。朝食にもよさそうですね。我が家でも家族に大好評でした!
もう一品というときにもやしの三杯酢あえがおすすめ!
もやしは一年中手に入りやすい野菜で、家計にも優しいですね。薄揚げの代わりにちくわを細切りにしていれてもおいしそうです。野菜もそのとき家にある野菜を使ってみてください。
もやしを煮汁につけるときに、きゅうりの細切りを一緒に入れても合いそうです。いろいろな組み合わせができそうなメニューですね。皆さんも「もう一品あったらいいな」というときに、もやしの三杯酢あえを作ってみてくださいね。
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