【いちじくの食べ方】皮ごと食べておいしい♪焼きいちじく
愛知在住フードライターの瀬山野まりです。今回は、7月19日は愛知いちじくの日、ということでいちじくの食べ方についてお伝えしていきます。いちじくの基本情報から、焼いてもいいのか煮てもいいのか、皮ごと食べられるのかなどのいちじくの食べ方、簡単レシピまで、おいしいいちじくのさまざまなことをご紹介します。
いちじくの皮の剥き方
いちじくの食べ方はいろいろありますが、生でそのまま皮ごと食べられる果物です。しかし生食するには皮が少々分厚くて食べにくいかと思います。その場合は剥いて食べましょう。
剥き方は簡単。へたを取り、そこからべろっと剥くことができます。手でもできますが、難しいようなら包丁を使って剥いてください。
煮ても焼いてもおいしいいちじく
いちじくは煮ても焼いてもおいしく食べられます。いちじくジャムや庄内地方で食べられることの多いいちじくの甘露煮など、洋風でも和風でもさまざまな食べ方があり、いろんな料理で見かけます。
いちじくのタルトなどオーブンで焼いてもおいしいものです。加熱することでとろとろとなるいちじくはちょっとオーブントースターで焼くだけでも一味違ったデザートになってくれます。
今回はそんな焼いたいちじくの食べ方をご紹介します。オーブントースターでちょっと焼くだけの簡単レシピです。
簡単おすすめ!焼きいちじくのバニラアイス添えの作り方
1.さっと洗い、水気をふき取り、ヘタを取ったいちじくを半分にカット。皮を剥く必要はありません。
2.アルミホイルの上に置き、バター(5g~10g)を載せる。
3.オーブントースターで約5~8分加熱。
4.お皿にアイスと沿えて完成。
簡単なレシピですが、あたたかくとろっとしたいちじくにひんやりアイスが調和します。バターは有塩バターがおすすめです。少しの塩味が良いアクセントとなり、アイスの甘味とこってりとしたいちじくの甘味に良く合います。ミントの葉などを載せればちょっとしたお洒落なデザートとしてお客様にもお出しできそうです。
今回は一緒にオリーブオイルをかけたものも焼きましたが、こちらもバターとは違うさっぱりとしたおいしさがあります。オリーブオイルをかけて焼く場合、アイスを沿えるのも良いですが、生ハムなどと一緒にいただくのもおすすめです。お酒のおつまみにぴったりです。
7月19日は愛知いちじくの日
愛知いちじくの日とは、日本一の出荷量であり県の特産物でもある愛知県のJAあいち経済連が制定しました。日付は愛知県産のいちじくが数多く出回る7~10月までの4ヵ月の「いち(1)じく(9)」と読む語呂合わせからそれぞれ19日としています。
いちじくは愛知県の他、和歌山県、兵庫県、大阪府などの関西方面、また、福岡県でも多く出荷しています。
いちじくを保存する場合は容器もしくはビニールかポリエチレンの袋に入れて、冷蔵庫で保存してください。冷凍保存の場合はカットして小分けしてから保存すると解凍時に食べやすいです。
いちじくの重さは約50gから約130gとさまざま。食物繊維や葉酸、銅やカリウム、カルシウムなどが多く含まれます。皮も食べられるものですが、生食でいただくときは少々固いので剥いて食べることが多いと思います。
少し小ぶりないちじくの皮を剥いた状態、50gの場合、食物繊維は約1gで、果物の中では比較的多く、りんごやプルーンなどと同等です。カルシウムも13mg(50g中)あり、いちごやオレンジを超えます。
カルシウムはビタミンDやマグネシウムなどと一緒に摂取することで体内の吸収率が上がります。いちじくはマグネシウムも比較的多く含まれているので、いちじくだけで効率良くカルシウムを摂取することができるでしょう。
果実類/いちじく/生 – 一般成分 | 文部科学省
まとめ
そのまま食べても焼いても煮てもおいしいいちじく。おつまみからお洒落なデザートまで活躍してくれる果物です。簡単な料理から凝った料理まで食べ方はさまざま。生食で手軽にいただけるだけではなく栄養分も高いのも嬉しいところです。もしお買いもの中いちじくを見かけたらぜひ手にとってみてくださいね。
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