テミタ夏です。スーパーやコンビニでは色とりどりのゼリーが販売されていますが、最近はゼラチンで作ったゼリー、手作りしないとなかなか食べられないって知っていましましたか?
7月14日は、「ゼリーの日」「ゼラチンの日」なのでゼラチンを使った手作りゼリーを提案いたします!

ゼリー型がなくてもOK!

我が家にはゼリー型がないので、いつも市販のプリンの空き容器、流し缶、どんぶり、グラス・・・「ないなら、あるものでなんとか」が基本です(笑)。

中でも一番のお気に入りは容量が90~100mlの小瓶たち。作りやすい分量だし、ゼリー液を注いだ後、冷蔵庫に入れる時に「いいねぇ」と感じます。はい、こぼさなくて済むからです(笑)。

ゼリーの基本レシピ

【材料】(ゼリー液360~400mlくらい、小瓶4個分)
・粉ゼラチン:8g
・水:40ml
・砂糖:30~50グラムg(味見をして、加減を)
・お好きなジュース、ミルク、コーヒーなどゼリーにしたい水分:360mlくらい

【作り方】

  1. 粉ゼラチン8gに水40mlを注いでしばらくおく
  2. ゼリーにしたい水分の半分を温め、沸騰する前に火を止めて(1)のゼラチン、次に砂糖を混ぜ溶かす
  3. 残りの水分を加え混ぜたら容器に注ぎ、粗熱があれば冷まし、冷蔵庫へ移してしっかり冷やす

★吸水していないゼラチンは70~80度で溶けますが、十分に吸水させておくと、少し低い温度でもきれいに溶け、残りません。

★容器に注ぐ前に味見をしましょう。この時「ちょっと甘すぎ?」くらいがちょうどよいです

失敗した!でも大丈夫♪失敗からの・・・?

つい先日のある日です。「今日は何味のゼリーにしようかな」と家の中を探したら・・・

キウイを発見。瓶に入るように細かく刻んで、砂糖と水と一緒に火にかけました。

ゼラチンはタンパク質。生の果物にはタンパク質分解酵素が含まれていることがあるから、煮てから使わないと。ちゃんと知ってたので、煮たんです。

なのに(泣)。いつまで待っても冷蔵庫の瓶、中身 ちゃぷちゃぷ(T_T)。煮方が足りなかったかな?逆にゼラチンを入れた時の温度が高すぎた?キウイの熟し具合、品種によっても酵素の強さが違う気がします。酵素、高温はゼリーの敵だった・・・

でも失敗しても大丈夫!めげずにゼリー液をお弁当箱へ流して冷凍庫へ!

失敗からの~キウイシャーベット♪

ゼラチンは消化の良いたんぱく質。甘くて栄養の溶け込んだ液体、おいしく食べましょう!

右隣の瓶は「また失敗するかな~」と楽しみにしてたのに(笑)、今度は成功しちゃったキウイゼリー。

市販のフルーツジュースでカラフルゼリー

基本の吸水させたゼラチンは、160mlのお湯で溶かしましょう。きれいに溶けたら砂糖も溶かして市販の紙パックのジュース(200ml入り)を冷たいまま混ぜ、味見して、冷やします。

左からオレンジ、ぶどう、パイナップル。使ったのは市販の果汁100%ジュース、「生じゃない」から失敗しにくいです。

層に分かれる、ココアゼリー

その次に作ってみたのは、なんとココアゼリー。でも・・・おかしいな~、こないだは2層だったんです。今回は3層に分かれました(笑)

純ココア10gを基本のレシピに追加、水分はミルクです。ボウルに砂糖とココアだけを軽く混ぜておいて、ミルクの半量を温め、ゼラチンを溶かしてココアのボウルへ。砂糖が溶けたら残りのミルクを混ぜましょう。

水分を豆乳に、ココアの代わりにきな粉10gのきな粉ゼリーも層ができます。

きな粉ゼリーはゼラチン少なめで作ったほうが私は好き!上画像は、なんとゼラチン半量。フルッフルです!

炭酸ゼリー、シュワシュワ残しの術~

液体を炭酸飲料で作ると、ゼリーになっても炭酸が残ります。今回はコーラでチャレンジ。

常温のコーラで作ったので、少し炭酸が抜けて「微炭酸ゼリー」に。炭酸強め&冷え冷えのサイダーで、慎重にそーっと混ぜて作ったら、できたゼリーが「地割れ」するほどの「しっかり炭酸ゼリー」になったことも! ※炭酸ゼリーの時は、もし破裂したら危ないので瓶で作るのはやめておきましょう。

クリームタイプのコーン缶で作るゼリー

セガレ「え?マジで?」

彼は絶句していましたが大丈夫、おいしいです!コーンクリームに牛乳を足して合計360mlにしました。

スイーツのつもりで作ったけど、サラダでもいいかも。

さぁ、最後にお送りしますは・・・

映画「ジュラシックパーク」終盤の食事シーン再現!ド緑色のぷるぷるゼリー

「食用色素+水+砂糖多め」でも、「かき氷シロップを薄めて砂糖なし」でもOKです。みんなで「ジュラシックパークのあのシーンごっこ」しよう!ゼラチンを控えめにすると、すごくプルプル震えますよ~

参考サイト:
7月14日はゼリーの日! | 日本ゼラチン・コラーゲン工業組合
参考図書:
「楽しい!おいしい!小学生のクッキングで自由研究」(成美堂出版)