夏にピッタリ!冷たい麺のお弁当をおいしくするコツ
これからの季節、あまりの暑さに食欲も落ちて、ごはんがなかなか進まない…なんてことも。そんな時は、喉越しが良くてツルっと食べられる冷たい麺のお弁当がおすすめ。おいしい麺弁当のつくり方のコツをつかみ、しっかり食べてアツイ夏を乗りきりましょう。
ちょっとした工夫で麺がのびない・固まらない
お弁当に麺!?のびておいしくなさそうと思われがちですが、茹で上がった麺を流水・冷水で冷やし、しっかりと水分を切れば大丈夫です。
でんぷんを多く含む麺類は、茹でることでそのでんぷんが溶け出し、冷えるとくっつくという性質を持っているので固まらないようにちょっとした注意と工夫が必要です。
- そうめん・うどん・そば
記載されている通りの時間で茹でましょう。
流水で麺の表面に付着したでんぷんをしっかり洗い締めます。 - パスタ
記載されている茹で時間より若干短めに茹でましょう。
茹で上がった麺に好みの油をまぶし、広げて冷まします。 - 冷やし中華麺
記載されている通りの時間で茹でましょう。
流水で十分に洗い締め、水分をよく切ったらごま油をまぶします。
茹でた麺の保存方法は「冷凍」
茹でた麺は冷凍することで保存が可能です。空気に触れないようにラップなどで小分けすれば、2週間程度はおいしくいただけます。
- そうめん・うどん・そば
流水で十分に冷やし、しっかりと水気を切ること。
一食分ずつ平らにしてラップに包んで冷凍。
自然解凍でもおいしくいただけるので、お弁当箱のサイズにあわせて小分けして冷凍すると便利です。 - パスタ・中華麺
十分に水気を切ってから、好みのオイルをからめます。
冷めたら一食分ずつ平らにしてラップに包んで冷凍。
電子レンジで解凍してから使いましょう。
食中毒に注意!
そうめんやうどんなどは、流水で洗った最後に冷たい酢水で締めることで食中毒を予防することができます。水1リットルに対して酢大さじ1くらいです。
以前のお弁当記事
お弁当を傷ませない3つのコツとおいしいおかず3選【レシピ付き】
食べやすい詰め方
パスタをフォークで巻くように麺をひと口サイズにくるりとまとめ、並べて詰めると食べやすく見た目にもきれいです。もしくっついてしまっても、たれやつゆをかけることでほぐれ、食べやすくなります。
パスタは油分のあるソースなどを絡めてからひと口サイズにまとめておくといいでしょう。
冷たさを保つコツ
保冷バッグに保冷剤を入れておくことで冷たさは保たれます。麺つゆを小さめのペットボトルにいれて凍らせたものを保冷剤代わりにするのもおすすめです。
お昼までに溶けることを考えると、カチカチのまま保冷バッグに入れるよりも少し溶けている状態の方がいいかもしれません。
保冷効果のある水筒などに、氷と一緒につゆやたれを入れてもいいでしょう。
冷たい麺弁当おすすめレシピ
そうめん稲荷
そうめん弁当には、コシがあってのびにくい手延べそうめんがおすすめ!
手延べそうめんは、生地によりをかけて伸ばしては熟成させることを繰り返して作ります。そうすることで小麦粉に含まれるグルテンが鉛筆の芯の様に麺の中心を通るため、麺にコシがうまれ、時間が経ってものびにくいそうめんになるといわれています。
<材料>
・手延べそうめん…2束
・味付き稲荷揚げ…6枚
・好みの薬味や具材…適宜
<作り方>
- そうめんを茹で、流水でよく洗い、しっかりと水気を切る
- ひと口大にまとめたそうめんを稲荷揚げに詰める
- 薬味や具材をトッピングしたら完成
つゆ要らずで食べやすく、トッピングの材料でアレンジが可能です。
サラダスパゲッティ
<材料>
・好みのパスタ
・好みの野菜
・好みのドレッシング(油分のあるもの)
<作り方>
- パスタを茹で、粗熱をとったら好みのドレッシングを絡める
- ひと口大にまとめたパスタをお弁当箱に並べ、好みの野菜を乗せたら完成
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