アンニョンハセヨ! 埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家で在日3世コリアンの李亜民です。4月から長女はピカピカの1年生! 次女は年長さんになります。3学期、子どもたちも残りの幼稚園生活を一日一日大事に過ごしているのかな?と思いながらも、母は忙しさに負けそうです。でもあと何回かしか作らないお弁当に寂しさを覚えます。
母の料理は子どもの成長に寄り添います。まだまだわたしの料理で心も身体も大きくなりますように、と願いを込めながら、記事を書いています。さて、本日のおすそ分けは巷で話題になっているチーズタッカルビ。ぜひ流行りに乗ってみてください。

チーズタッカルビはおうちでもできる!

大流行中のチーズタッカルビ! みなさんはもう食べましたか? アルバイト先の韓国家庭料理屋マンナょ!でも大人気のチーズタッカルビ。注文をひっきりなしに受けています。韓国料理=お店で食べるもの、と思っている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、最近はなんでもスーパーや一般食料品店で買えます。

もちろん、本場韓国の方がコチュジャンからソースを作るチーズタッカルビはおいしいですが、しょっちゅう食べ歩くこともできませんよね。そんなときはカルディへ。韓国食材の宝庫です。タッカルビの素が2種類あったのでどちらも購入。300〜350円あれば買えるお手頃価格です。人気商品をおうちで作れるなんて素敵ですね。

あなたは唐辛子の粉増し辛党派?辛さが苦手おいチー派?

コチュジャンベースの甘辛ソースが本当にくせになります。辛いんだけど、やみつきになるんです。まだ食べたことない方、カルディへ走りましょう。辛いのが得意な方は唐辛子の粉やコチュジャンを足すと、より一層辛さを楽しめます。すりにんにくもおすすめです。

辛いのが苦手な方はチーズを盛りましょう。カルディの「のせちー」がお手軽です。生でも食べられるので、また火にかけてチーズを溶かして-などしなくても、乗せて食べられますよ。人によって辛さの感じ方もさまざま。自分に合った食べ方で、どうぞおいしく召し上がってください。

鶏肉を変えて食べてみよう!

子どもたちはコリコリした食感が好きですよね。うちの子はなんこつが大好きなんです。鶏肉だけでもいいですが、たまには手羽先や手羽元にかえてみるのもいいですよ。

骨もあり、食べるのがめんどうだなと思うかもしれませんが、子どもの食育のためにぜひお肉の部位をかえてみてください。

うちには長女6歳、次女5歳とお誕生日が1年と20日しか離れていない年子がいます。離乳食やおやつの時間、まだ硬いものが食べられないころ、しらすをかたまりで置かずに全てお皿にばらして1匹ずつ手掴みで食べさせたり。時間を稼ぐ工夫をたくさんしました。

骨の付いた手羽先や手羽元も、時間をかけて食べてもらえるのでよく使いました。今ではなんこつまできれいに食べます。幼いころの食習慣はおとなになっても覚えているものです。よく作ってくれた料理は特に思い出します。ママの料理の工夫は、子どもの想像力や味覚も育てます。

トッポギの入ったタッカルビの素で、今回はチーズタッカルビに挑戦しました。甘辛ソースが2個入っていたので1個入れて、絡めて子ども用に。おとなは2個入れて食べました。

☆おうちでチーズタッカルビ☆レシピ

<材料>

  • タッカルビの素   2〜3人前――トッポギ入り
  • 手羽先  5〜6本
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • にんじん 3分の1本
  • しめじ 2分の1パック
  • エリンギ 1本
  • にんにく2分の1かけら――すりにんにく

◇ごま油 少々
◇ チーズ 80g

<作り方>

  1. 野菜を食べやすい大きさに切る。
  2. ごま油をひき、手羽先を焦げ目が付くまで焼く。
  3. お肉は皿にあげて、フライパンに残った油で野菜を炒める。
  4. 野菜がしんなりしたらお肉を戻し、トッポギと甘辛ソースを入れて炒める。
  5. にんにくをすって入れる。
  6. トッポギが軟らかくなり、チーズをかけて溶けたら完成。

フライパンでもホットプレートでも!どちらでも作ることができます。ホームパーティーや大家族にはホットプレートがおすすめです。

シメまで楽しもう!

余ったソースにご飯、卵、チーズ、キムチとキムチの汁を入れて焼き飯まで楽しみましょう。おうちでお腹いっぱいコースの出来上がり。子どもやパパから、またチーズタッカルビの注文が入るでしょう!

李亜民のおすすめ!

たらこの生姜煮を焼き飯にまぜると、より美味しいです。ソースの余り具合によっては焼き飯の味が薄くなることも。たらこの塩気と生姜のパンチが効いて、ナイスな焼き飯になること間違いなし。

タッカルビの素だけも売っているので、焼き飯で味が薄かったら足してみましょう。キムチの残り汁でも十分代用できます。

マッコリとも合うチーズタッカルビ! お店でもおうちでも楽しんでみてはいかがでしょうか?