これは便利!スーパーの冷凍食材でごちそう作ってみた
その日は時間に余裕があったので、いつもの買い物コースを外れて歩きました。偶然行きついたのが冷凍コーナー、普段はほとんど利用しない売り場でした。じっくり眺めていたら親戚のお子さんを見るような、「しばらく会わない間にずいぶん大きくなったね!」みたいな気持ちになりました。というのは、私が「冷凍食品=温めてすぐ食べるやつ」って勝手に思い込んでいたから。冷凍ピラフ、グラタンとか、詰めるだけのお弁当のおかず、みたいな。
今、スーパーの冷凍庫では、レンジで温めて手軽に食べられる完成グルメだけじゃなく、食材の旬を封じ込め、下準備を済ませてある冷凍食材がたくさん見つかります。「こんなの欲しかった!」に出会える、エキサイティングな売り場になっていました!(いつの間に!)
行きつけスーパー再開拓! 冷凍野菜の品数が増えているじゃないか
スーパー探訪シリーズの前回はこちら
ちょっと遠くのスーパーへ…お散歩ショッピングの楽しみ方
私の頭の中では、冷凍野菜と言えばコーンとグリーンピースとダイスカットニンジンの、3色「ミックスベジタブル」が定番。他にはうーん…フライドポテトかな、とかなり乏しいイメージでした。
しかし今や乱切りのかぼちゃ、房を小分けしたブロッコリー、皮がむかれた里芋、ごぼうなんて、もうささがきで売られています。ほうれん草に旬食材の代表、枝豆・ソラマメも。煮物用の根菜ミックスは、もちろん一口大。
これら冷凍野菜の利点はずばり、安心して少しずつ使えるところ。
例えば缶詰のスイートコーンは開けたらよーいドンで食べきらないと心配ですが、冷凍コーンは少しだけ取り出して、残りは袋を閉じて冷凍庫へ戻せます。
「おとといスープにたっぷりと、今日はサラダに少し、残りはラーメンの時用に取っておいて、いつでも使えるぞ」
冷凍ならこんな感じ。この安心感からか、一つ買うとたーっぷり入ってるんです!ってことは…
逆に一度にモリモリ食べたい人にも嬉しい(笑)。テミタもセガレも、コーンソテーは大好物! 冷凍コーンなら、小どんぶり1杯ずつ食べられます(食べすぎかな…)
こちらは300グラム、170円(税込み)。たっぷり入ってこの値段、なのに甘みも十分、シャキシャキ感もばっちりです。
利点はまだあります。冷凍野菜はほとんどすべて、「洗う」「切る」「下茹で」など、必要な下処理が済ませてあるし、生ごみなし、全部食べられます。やった!
思わず買っちゃった冷凍肉
こちらは鶏肉のミンチ。見つけて感動、開封してさらに大感動! 500グラム入り410円(税込み)で買えました。フレーク状でパラパラ、本当に必要分だけ取り出せます。
パラパラだからお皿に広げておけば解凍も早いし、生に戻ればちゃんとミンチ肉。
フライパンで焼いたら、ちゃんと鶏ミンチ100%のつくね。塩を振って、おいしい!
たった2個だけ、あっという間にできました。
冷凍フルーツも品揃え豊富に
昔は「冬は寒いだけ」だったかも知れない。でも今はどこも空調が効いているし、暖房が空気を乾燥させちゃうのかな、と感じることも増えています。
冷たいデザートが嬉しい時には冷凍ベリー、冷凍マンゴー、皮ごと冷凍ぶどう。野菜もですが、フルーツも「一番おいしい時」をそのまま冷凍しています。そのまま食べてもとってもおいしいから、我が家ではアイス代わりに食べちゃう。
両方とも半量くらいずつ出してみました。たっぷり入っているからみんなでつまんでぱくぱく食べられるし、ヘルシー感だって申し分なし。
冷凍食材だからこそ!のごちそう、作ってみた
冷凍フレークをスプーンでパラリ!あっという間にごちそうトースト
食パンにケチャップをぬったら冷凍チキンミンチをパラパラ、冷凍ホウレンソウもパラパラ。少しトースターで焼いてチキンに火が通ったら、ピザチーズを乗せてもう一度焼きましょう。
ほうれん草の食感がジャキジャキ、ミンチもつぶつぶ、食べ応えアリのごちそうトースト。
粉末スープ不要!うまみたっぷり、そぼろスープ
お鍋に水を用意し、水の重さの20%以上の冷凍ミンチ(水200ccなら冷凍ミンチを40gより多く)を加えて弱火でじっくり加熱。沸騰したら冷凍野菜を入れて少し煮ます。野菜が好みのやわらかさになったらお醤油、塩こうじなどで味を整え、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけて完成! たったこれだけで、うまみしっかりのおいしいスープになりますよ。
ミンチスープが沸騰したら、溶き卵を回し入れて「ふわふわ親子スープ」にしてもおいしい!
チーズとあわせる冷凍フルーツデザート
カッテージチーズ(上画像のもの)、マスカルポーネチーズなど、フレッシュ系チーズに冷凍フルーツを合わせます。お好みではちみつ、粉糖などをどうぞ。
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