『まい足し』とは、いつものメニューにまいたけをプラスすることで実現する、おいしくヘルシーな生活のこと。「まいたけ」をこれまで使わなかったメニューにプラスしてみましょう! 鍋の季節に、おいしいまいたけのレシピもご紹介します!

『まい足し』のおいしい理由

その1:きのこ特有のうま味成分『グアニル酸』
多くのきのこ類に含まれるグアニル酸は、昆布のグルタミン酸、かつおぶしのイノシン酸と並ぶ3大うま味成分。うま味成分は組み合わせることで、うま味が飛躍的に増すことが知られています。

その2:肉をやわらかくするタンパク質分解酵素
まいたけのタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が肉のタンパク質を分解するとともに、うま味成分であるアミノ酸などを増加させ、肉をやわらかくすると同時にうま味成分が広がって、おいしさがさらにアップします。

その3:シャキッとした食感で、歯ごたえと満腹感を!
雪国きのこは火を通してもシャキっとした食感で、料理にボリューム感を与えます。さらに、かみ応えのある食感は咀嚼(そしゃく)回数を増やし、早食いを防ぐことで食べ過ぎも防止します。

『まい足し』がヘルシーな理由

その1:お腹にうれしい食物繊維の宝庫!
食物繊維は、腸内環境を整える働きがあると言われています。まいたけに含まれる食物繊維には、便の量を増やしたり、脂質や糖質の吸収を抑制する効果も期待できます。

その2:免疫力アップの期待
免疫力アップが期待できるα-グルカン、β-グルカンがたっぷり!

その3:食後血糖値抑制に
食物繊維には食後、血糖の上昇を抑える効果があることから、食物繊維が豊富なまいたけにもこの効果があると考えられます。また、最初に取る食事(ファーストミール)が、次に取った食事(セカンドミール)の後の血糖値にも影響を及ぼすセカンドミール効果も期待できます。

その4:ビタミンDで骨活、健康長寿を
生活習慣の中でも、骨の健康は重要な課題。魚、肉、チーズ、のりなどカルシウムを含む食材とまいたけを合わせることで、まいたけのビタミンDがカルシウムの吸収を促進。骨を丈夫にし、健康長寿をサポートします。

まいたけカレー

いつものじゃがいも・たまねぎ・にんじんのカレーに、きのこと旬の野菜をプラスすることで糖質カットでヘルシーに!

まいたけサラダ

グリーンサラダに加えれば、シャキシャキの食べ応えで満足感UP!!

まいたけハンバーグ

いつものハンバーグのひき肉100gの半分(50g)をまいたけに置き換えると、脂質カット&カロリーオフでヘルシーに!まいたけとメインの具材の量を逆転かさまし効果も!

まいたけチャーハン

まいたけなら満腹感UP!ごはんの量を減らしてまいたけをプラスすることで、糖質カット、カロリーオフ!!

雪国まいたけ「極」と純輝鶏肉だんごの塩ちゃんこ鍋

〆は塩バターラーメンに♪

<材料・4人分>
・雪国まいたけ「極」……………………1パック
・トップバリュ 純輝鶏使用 肉だんご生姜入り…12粒
・白菜……………………………………1/4個
・にんじん………………………………1/3本
・長ねぎ…………………………………2本
・水菜……………………………………1袋
・絹ごし豆腐……………………………1/2丁
・「ミツカン 〆まで美味しい 地鶏塩ちゃんこ鍋つゆストレート」…1袋

<作り方>

  1. 具材は食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋に「地鶏塩ちゃんこ鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。沸騰したら、肉だんごを入れ、火を通して一度取り出す。
  3. 水菜以外の具材を入れて火を通し、肉だんごを最後にのせる。
  4. 仕上げに、水菜を加えて軽く煮込む。

雪国まいたけ「極」と魚介すり身のコロコロ鍋

丸い具材を集めたかわいいお鍋

<材料・4人分>
・雪国まいたけ「極」………1パック
・つみれ……………………8粒
・ミニトマト………………8個
・里芋………………………6個
・がんもどき………………4個
・長ねぎ……………………1本
・ごぼう……………………1/2本
・水菜………………………1/2袋
・「ミツカン 〆まで美味しい 焼あごだし鍋つゆストレート」…1袋

<作り方>

  1. 長ねぎは斜め切り、水菜は長さ5cmに切る。ごぼうはピーラーで薄切りにして、水にさらしておく。
  2. まいたけは石づきを落として小房に分ける。里芋は皮をむき、下ゆでをしておく。
  3. 鍋に「焼あごだし鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。
  4. 沸騰したら、つみれを入れ、火を通して一度取り出す。
  5. 水菜以外の具材を入れて火を通し、つみれを最後にのせる。
  6. 仕上げに、水菜を加えて軽く煮込む。

Myメニューに毎日まいたけを、臨床栄養実践協会・足立香代子理事長

「食後高血糖」は、糖尿病をはじめ重大疾患につながることが分かっています。(一社)臨床栄養実践協会の足立香代子理事長は、「食後高血糖の予防には、まいたけを足すことが有効。まいたけの食物繊維と食感が早食いを防止して、食後の血糖値をおさえていると思われます。食物繊維と咀嚼の効果から、1日50g程度を目安に加えるといいですね」と、まいたけを毎日の食生活に取り入れることを推奨しています。

「雪国まいたけ 極(きわみ)」とは

「まいたけ」の生産を始めて早30数年、おいしいまいたけを追い求め、たどり着いた答えが「雪国まいたけ 極(きわみ)」です。

「おいしい」だけではなく「やさしさ(安全と安心)」も合わせて、雪国まいたけよりみなさまに自信を持って「おとどけする」まいたけです。

◇百菜元気新聞の2017年11月1日号の記事を転載しました。