クリスマスのシーズン、ケーキの食べ方&マナーをおさらいしておきましょう。ケーキは趣向品ですから、最後までできるだけ美しさを保つ食べ方がお薦めです。まずは定番のショートケーキの場合。

苺のショートケーキ、美しさを保つ食べ方は

セロハンは手を使わず、フォークを使って取ります。手を汚さないで済みますよ。

フォークの刃の間にセロハンの端を差し込み、クルクルとそのままパスタを巻くように巻いていきましょう。セロハンの端がわかりにくい場合は、フォークで触ってさぐっていくと段差を感じる場所があります。そこが「端っこ」。巻いたらお皿の奥へ。

ケーキは鋭角な箇所から食べ進めます。最初に苺を食べるか、最後に食べるか、さてどっちだと思いますか? 苺はショートケーキの主役です。かわいいアクセントなので、最初に抜けてしまうのはナンセンス。最後まで絶景をキープするために、食べ進めて苺の場所へ来たら食べましょう。

苺を食べたら、フォークの向きを90度変えて、今度はケーキの手前から奥へ切っていくと残りのケーキを倒さずに食べられます。

食べたら、銀紙もたたんでひとまとめにしておきます。エンディングまで美しく、気を配れるといいですね。

特にクリスマスのケーキは、ケーキの上に様々なデコレーションがのっていることも多いもの。食べられるチョコも手を使わないで、フォークで崩しながらケーキと一緒に食べると素敵です。

ミルフィーユはどう食べる?

ミルフィーユのような高さのあるケーキは、上から下まで一気に切ると、中のクリームがはみ出てしまいがちです。

そんな時は、上を食べて、次に下を、そしてその隣の上部を食べて、下部を食べる、というように食べ進めるといいでしょう。一口に入れる分だけフォークで刺しながら食べることを、どのケーキでも心がけてくださいね。

ホールケーキの切り方

ホールのケーキの切り方です。6等分や8等分など偶数に切るのはラクチンですが、5等分が難しい。目安としてはローマ字のYの字をイメージして切ります。Yの上の部分が1ピースになって、そのほかは2つに切ると、ちょうど5等分になりますよ。

包丁にクリームがくっついて綺麗に切れないこともありますね。できるだけ薄い包丁で、熱湯で温めてから切ると切れ味がよくなります。

楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。