はいさい! (= 沖縄の言葉で「こんにちは!」) 。沖縄在住のたべぷろ編集部員、中村サッシです。少し肌寒くなってくる10月。まだまだ昼間は太陽ギラギラな沖縄でも、朝晩は涼しさを感じてきます。私は秋の気配が近づいてくると「心も体もアツくなる辛い麺」が食べたくなります。今回は沖縄在住の私が、沖縄風にとうがらし麺を食べる方法をご紹介します!

辛くアレンジする秘密兵器はコレ!

では、様々な麺類を「沖縄風とうがらし麺」に変えてしまうものを紹介しますね。

みなさんは、「辛いもの」というとどんな辛さが浮かぶでしょうか?

例えば、カレーならインド特有のエスニックな香り漂う「スパイスの辛さ」ですね。お寿司ならツーンと鼻に来るけれど繊細な「ワサビの辛さ」、ホットドッグならケチャップとの相乗効果でガツンとパワフルに効いてくる「マスタードの辛さ」と、それぞれの “ ご当地の辛さ “ みたいなものがあります。

沖縄の場合は、ずばり「コーレーグース」です!

「コーレーグース」とは、沖縄特産の島唐辛子を泡盛に浸け込んだ調味料です。沖縄の方言でコーレーグースはまさに「唐辛子」という意味で、沖縄の中でも地方によってコーレーグスやコーレーグスーと呼ばれることもあります。

この「コーレーグース」は沖縄の日常に寄り添った庶民の基本調味料で、どの家庭でもたいてい常備していますし、沖縄そば屋や定食屋に入れば必ずテーブルに置いてあります。「コーレーグース」を麺類に掛けるだけで、あっという間に「沖縄風とうがらし麺」に早変わりしてしまうんですよ!

クセの少ないまろやかな味なので、どんな麺類にも合うのですが、今回は沖縄に移住して5年目の私がこれまで試してみて特に美味しかった3つを紹介しますね。

焼きそばに

まず、最初にご紹介する食べ方は「焼きそば」です。

お好きな具で焼きそばを作って、コーレーグースを適量掛けてみてください。キムチ焼きそばや辛子マヨネーズ焼きそばとは一味違った、「沖縄風とうがらし麺」が味わえますよ。最もハズレの無い、おすすめな食べ方です。

インスタントラーメンに

次におすすめするのは、「インスタントラーメン」です。

袋入りでもカップでも、お好きなインスタントラーメンにコーレーグースを何滴か垂らしてみてください。泡盛のまろやかさがどんなスープとも相性抜群です。一番手軽に出来る「沖縄風とうがらし麺」の食べ方です。

モズクに

最後の3つ目は、ちょっと番外編で「モズク」です。

モズクの独特の食感とシークワーサーの爽やかな辛さが意外とマッチします。沖縄のモズクは特に太くて本当に麺類を食べているようなので、よかったら沖縄ショップ等で沖縄産モズクを手に入れて試してみてくださいね。