明治は、ハロウィーンを前に「親子のハロウィーン」について調査を行い、このほど結果を公表した。今回、3~10歳の子どもを持ち、昨年ハロウィーンを楽しんだ母親500人に調査を実施し、家でハロウィーンを楽しんだか、外で楽しんだかを聞くと僅差でホームパーティーなどの「おうちハロウィーン」が上回った。理由を聞くと、小さな子どもがいても楽しめるが上位に挙がった。

ハロウィーンはバレンタイン、クリスマスに並ぶ大型イベントとして、日本でも注目度が高まっており、日本記念日協会調べによる16年のハロウィーン市場は約1345億円と推計されている。

16年は、どのようにハロウィーンを楽しんだかを聞いてみると、一番多かったのは「地域・学校などの知人のみで行うイベント」で続いて「友人・知人とのホームパーティー」「家族でのホームパーティー」が上位となった。

なぜ「おうちハロウィーン」を実施したのか聞いてみると「子どもは友達と遊び大人も気兼ねなく食べたり飲んだりしゃべったりが楽しめるから」「子どもが小さいので外で仮装すると危険なこともあると思い家で楽しんだ」など小さい子どもがいても「家だと気楽」「安全」という理由だった。

一方、「装飾アイデアを調べたり実際にグッズを探して買うのは手間だった」「ハロウィーンに合った料理をつくるのが大変だった。思った以上に時間がかかった」など予想外の苦労を経験したという声あった。

実際に「おうちハロウィーン」を行う場合に優先したい条件を聞いてみると「子どもが楽しめる」「簡単にできる」「コストパフォーマンスが良い」「準備などに時間がかからない」「装飾がかわいい」の順となった。

子どもが楽しめることを優先したいのはもちろん、忙しい母親も簡単にそれでいてかわいく、さらにはお金をかけすぎずに手軽に準備したいという希望をかなえることが「おうちハロウィーン」には求められていることが分かった。

明治では、今年のハロウィーンに、簡単にかわいい装飾や衣装が作れるだけでなく食べても楽しめる、一石二鳥な「おかしハロパ」を提案する。「おかしハロパ」では、個包装された菓子で簡単に作れる、かわいい装飾や衣装を提案。透明テープで貼り合わせるだけで作ることができ、小さい子どもとも工作を楽しめる。また、パーティーを楽しんだ後は、使用した菓子を食べられて無駄がないのもポイントだ。

同社の特設ページで作り方を紹介し、9月22日から、SNS写真投稿で菓子の詰め合わせが100人に当たる「今年のおかしコーデは“おかしハロパ”投稿キャンペーン」も実施。

◇日本食糧新聞の2017年9月29日号の記事を転載しました。