カルビーは3日、10月23日の「じゃがりこの日」のPRイベント「じゃがりこパーティー」を東京都内で開催した。同社は、15年に「じゃがりこ」が発売20周年を迎えたことを機に、同品発売日の10月23日を「じゃがりこの日」として制定した。今回は、全国4ヵ所で「じゃがりこパーティー」を開催し、1023人の学生を招待する。また、記念日に合わせ新商品も発売した。

東京会場で小泉貴紀執行役員マーケティング本部本部長は、記念日制定の背景を「3~4年前からSNS上でじゃがりこの日を制定してほしいという声が多かったため」と説明。

高野規文マーケティング本部素材スナック部長は、17年「じゃがりこの日」の企画内容について(1)東京(3日)、大阪(7日)、福岡(14日)、札幌(22日)の全国4会場で計1023人の学生を招待する「じゃがりこパーティー」の開催(2)新たなじゃがりこのラインアップとして、全国4地域の味を「じゃがりこ」で表現した4商品を発売–の2本立てで行うと説明。

学生を対象にしたことについては、「じゃがりこ」が、女子高校生から火が付いて、その後、幅広い層から愛させる商品に成長したことから、今でも、メーンの顧客は女子高校生にしているためと説明した。その上で、「じゃがりこパーティー」を通じて「じゃがりこ」が楽しい商品であることを伝えるとの考えを示した。

「じゃがりこ地域の味シリーズ」は、「じゃがりこ北海道ザンギ味」(北海道・東北地区)、「同関東のりだし味」(関東・甲信越・静岡地区)、「同肉じゃが味」(中部・北陸・近畿地区)、「同九州しょうゆ味」(中四国・九州地区)を発売。

イベントには、アーティストの足立佳奈とモデルの藤田ニコルが登場し、集まった約250人の参会者から歓声が上がった。足立は、新曲を披露した。二人は、「じゃがりこ地域の味シリーズ」の試食も行った。

◇日本食糧新聞の2017年10月11日号の記事を転載しました。