日本・トルコ協会は7月25日、「オスマン帝国時代の宮廷料理」をテーマにした「第60回トルコ料理教室」(協賛=日本製粉)を東京・新宿の江上料理学院で開催した。
中華、フレンチとともに世界の3大料理の一つにも挙げられるトルコ料理の中から、オスマン帝国の宮殿で食されてきた当時の料理5品を紹介。

講師は、トルコ料理レストラン「ボスボラス・ハサン新宿2丁目店」のシェフ、アリ・ウナル氏が務め、「イスティム・ケバブ(ナスの肉包み焼き)」「トゥルナク・ピデ(爪の跡のついたパン)」「ハイダリ(バジルとヨーグルトのペースト)」「ピヤズ・サラタス(白インゲン豆のサラダ)」のデモンストレーションと実習、試食を行った。

同協会会員や一般応募から25人が参加し、「トルコ料理は初めて。レシピがとても珍しい」「宮廷料理らしくアレンジが華やか」との声が聞かれた。

1998年から続く同料理教室は、日本製粉の澤田浩会長が同協会の会長を務めることから同社が協賛し、日本でのトルコ料理普及を目指して催されている。

料理教室で使用した日本製粉の製品は、「ふっくらパンプレミアム ヨット強力小麦粉」「オーマイ ふっくらパン ドライイースト」「ダンテ エキストラバージンオリーブオイル」「ポッリ 種抜き黒オリーブ」。

◇日本食糧新聞の2017年8月4日号の記事を転載しました。