独特のもちもち感…生パスタ風食感の乾麺「さくへいパスタ」を「パルテノペ」採用
千葉県の老舗乾麺メーカー、伊藤製粉製麺は、独自の製麺技術を生かして国産原料100%の生パスタ風乾麺「さくへいパスタ」を開発・販売しているが、その独特な食感から日清製粉グループのフレッシュ・フード・サービスが店舗運営するイタリアレストラン「ヴィア パルテノペ」品川店のランチメニューとしてこのほど採用され好評を得ている。
さくへいパスタは、「通年販売ができて、これまでにない乾麺を作りたいという思いで開発に取り組んだ商品。約5年前から県内のスーパーなど市販用や学校給食など業務用で販売を行っている。素材にこだわり、小麦やカボチャ粉末など国産原料を使用し、“うどん屋さんのパスタ”として生の風味にこだわったリングィーネでスタートさせ、独特のもちもち食感をアピールしてきた」(伊藤真樹社長)が、取引先である日清製粉特約店(ヤマジョウ商事)を通じて、「パルテノペ」渡辺陽一総料理長に紹介したところ、「国産原料を使ったコンセプト、独特のもちもち感や表面がツルッとした生パスタ風の食感、乾麺で保存が利くこと、さらにゆで伸びが遅く作業性も良いことなどメリットも多く面白い商品」(渡辺氏)と評価された。
当面、イタリア人の客も多い「パルテノペ」品川店で2月のランチフェアのオリジナルメニューとして1日30食限定で提供した。イタリアレストラン仕様に麺をタリアテッレ風の少し太めの平麺として、「手切りのお肉たっぷりのミートソース赤ワイン風味和え」と「エビとズッキーニのクリームソース和え」(各税込み1295円)の二つのメニューで展開した。
◇日本食糧新聞の2017年3月6日号の記事を転載しました。
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