小松菜は冬の代表的な緑黄色野菜。ビタミンやミネラルが豊富で、特にカルシウムが多く骨や歯を丈夫にします。薬膳学では、身体を滋養し冬の寒さや乾燥による空咳や便秘の改善に役立つとされています。エビや香辛料など身体を温める食材と合わせて冬を乗り切る「小松菜とエビのピリ辛しゅうまい」のレシピをご紹介します。

【材料】(2人分)
小松菜 1/2袋
鶏ももひき肉 100g
しゅうまいの皮 12枚
むきエビ 中4尾
片栗粉 大さじ2

A しょうが(おろし) 小さじ2
A しょうゆ 小さじ1/2
A 豆板醤 小さじ1/2
A 塩 小さじ1/4
A ごま油 小さじ1

【作り方】

  1. 小松菜は5mmに切り、塩少々(分量外)をふり、しばらくおく。水けを絞り、片栗粉をまぶす。
  2. むきエビは背ワタを取り、1尾を3等分にする。
  3. ひき肉にAを加えてよく練り、さらに(1)を入れて混ぜ合わせ、12等分にする。
  4. しゅうまいの皮で(3)を包む。中央に(2)を埋め込むようにしてのせ、強火で10分蒸す。

※エネルギー210kcal たんぱく質14.8g 塩分1.1g(1人分)

(東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 河村彩子)

◇百菜元気新聞の2022年1月1日号の記事を転載しました。