弾ける酸味!グレープフルーツとタピオカ入りマンゴーミルクは中華料理の名脇役
大阪・北新地の「中菜Labo.朝陽」は、本格的な中華料理をさまざまな皿で楽しませてくれる人気のレストラン。その日の食材を巧みな調理法でアレンジし、四川料理と広東料理それぞれの“よいところ”を使い分けて表現することで、本場に負けない味を追求している。同店で食事の締めとして好評なのが「グレープフルーツとタピオカ入りマンゴーミルク」。コースのデザートとして提供されているが、単品で頼む人も多い人気者だ。
「これは、香港ではポピュラーなスイーツ。日本では流行に火が付かずに終息したため、なじみがない人も多いですね」とオーナーシェフの高橋秀栄さん。定番のごま団子や杏仁豆腐ではなく、“ここに来ないと食べられないもの”を提供したいと取り入れているという。
ポイントは、グレープフルーツの小さなつぶつぶの果肉を一つ一つ潰さないようにほぐすという膨大な手間を施し、果汁を閉じ込めたままで使用すること。そうすることで、口中で新鮮な酸味が弾けて甘いドリンクと合わさり、甘酸っぱいおいしさが完成するのだ。
同店のデザートは2種類のみで、もう一つのメニューは「焼き杏仁豆腐」。目の前で表面を炙ってクレームブリュレのような食感を提案する、こちらも珍しいメニューだ。こだわりのデザートは、特別感ある食事シーンを最後まで盛り上げる役割も担っているのである。
●店舗情報
「中菜Labo.朝陽(ちゅうな らぼ ちょうよう)」
所在地=大阪市北区堂島1-3-8 堂島リンデンビル地下1階
◇外食レストラン新聞の2021年11月号の記事を転載しました。
タブロイド判16~24頁・月刊・オールカラー。専門紙でありながらフリーペーパーという新聞業界初のコンセプトで外食専門紙トップの発行部数5万8000部を誇ります。広告効果も抜群。ぜひお試しください。
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。