「炭火やきとり 萩」は、山梨県のブランド鶏「信玄鶏」を炭火で丁寧に焼き上げた焼き鳥をはじめ、親子丼や唐揚げが自慢の店。親子丼は鶏がらとカツオだしのWスープの鶏だし親子丼をベースに、カレー南蛮、いかすみトマト、豆乳チーズ、ピリ辛ニラ玉などユニークな味が人気を集めている。

同店のまかないは、バイト学生にその日、食べたいものを聞いて萩本欣宏店主が作る。この日は「カレー南蛮親子丼」の自家製カレーペーストを使ったタンドリーチキン。「“なんちゃって”ですけどね」と萩本店主は言う。

鶏肉はもちろん信玄鶏。玉ネギと炒め、カレーペーストを絡め、仕上げにパルメザンチーズを振る。白飯との相性が抜群で、食べ盛りのバイト学生に好評だ。

「ライスは食べ放題。以前、ラグビー部の男子がラーメン丼で食べていました。女子は付け合わせのサラダを好きなだけOK。地方から出てきて一人暮らししているバイトの子たちにとって、まかないの1食は大事です。おいしいご飯をお腹いっぱい食べてほしい」。

萩本店主はバイト学生に「自分のことを“東京のオヤジ”だと思ってくれ」と言っている。実際、コロナにかかったバイト学生に食事を届けたり、親知らずを抜いてご飯を食べられない学生には栄養満点の野菜スープを運ぶ。卒業してからも縁は切れず、「会社の同僚を連れて食べに来てくれるんです」と飲食店ならではのつながりが続いている。

●店舗情報
「炭火やきとり 萩」
東京都目黒区緑が丘3-2-5

◇外食レストラン新聞の2023年9月30日号の記事を転載しました。