キユーピーは、瓶詰ベビーフードの新シリーズ「こだわりのひとさじ」を9月から全国発売している。産地や具材感、栄養などを追求し、国産果物・果汁使用品や一日に必要な鉄分の半分が摂取できる鉄分強化メニュー品など全7品をラインアップしている。
 

ベビーフードは外出や旅行など自宅外での利用が多く、コロナ下の外出自粛などで子育て世帯がベビーフードに触れる機会が減少しているという。同シリーズでは「品質・おいしさ・利便性」を訴求し“普段使い”にも使用場面を広げることでベビーフードの体験機会の創出を図る。

展開するのは、国産果物・果汁を使用した「国産りんご」=写真=などフルーツメニュー3品、具材感があり手作り料理の“ちょい足し”にも使える「野菜たっぷり鶏ささみとトマトのソース」などソースメニュー2品、1日に必要な鉄分の半分が摂取できる「鶏レバーと緑黄色野菜」、タイを使った“ハレの日”メニュー「鯛雑炊」などの計7品。

いずれも低月齢向け(5ヵ月ごろからまたは7ヵ月ごろから)で、透明な瓶入りで中身が見える。食べさせやすく携帯性にも優れ、着色料・香料は使用していない。

発売50周年を迎えている「瓶詰」シリーズに新アイテム「バナナといちご」を追加。同社では日本初の国産瓶詰ベビーフードとして71年に発売し、50周年を迎えている。発売以来、安全とおいしさにこだわった自社工場製造を続けており、「中身が見えて安心」「食べさせやすく持ち運びに便利」「保存性が高くおいしさが長持ち」「リサイクル可能で環境にやさしい」などの特徴で長年支持されている。

◇日本食糧新聞の2021年8月27日号の記事を転載しました。

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