優しい味わいの野菜鍋に!国産野菜5種を使った「鍋つゆ」
全国農業協同組合連合会(JA全農)は、「にっぽん生まれ、にっぽん育ち」を掲げる「ニッポンエール」ブランドの新商品として、5種類の国産野菜を使った、個食タイプ濃縮鍋つゆの素「野菜を美味しく食べる鍋つゆ」の「野菜だし藻塩仕立て」「野菜だし白だし仕立て」の2品=写真=をこのほど全国で発売した。
同2品は、カボチャペーストと野菜エキス(玉ネギ・ジャガイモ・ニンジン)に、玉ネギやセロリなど香味野菜で作ったミルボアペーストを配合した優しい味わいが特徴で、野菜鍋はもとより、幅広い鍋に使用できる。鍋料理以外にも、ポトフやぞうずい、具だくさんの麺類など、汎用(はんよう)性も広い。しかも、高齢者から幼児まで幅広い層に対応できる上、一人鍋でも楽しむことができる。
「藻塩仕立て」は、5種類の野菜だしのうまみを利かせ、瀬戸内の藻塩でまろやかに仕立てた。「白だし仕立て」は5種類の野菜だしに、焼津産鰹節と北海道産日高昆布だしのうまみを利かせた。
近年「調理が簡単で栄養豊富な鍋料理」の人気は高まり、鍋つゆ市場は順調に拡大している。うち、個食タイプ(キューブ・ポーションを除く)や濃縮タイプがけん引役だ。今年の秋冬は、外出自粛による巣ごもり需要の中で、手作り・節約志向の継続が予想され、だんらんメニューの決め手は、なんといっても「鍋」。しかも免疫力アップで、「野菜鍋」に注目が集まる。
そこで発売された同2品は、国産野菜使用商品かつJAブランドという、消費者にとって二重の安心感が得られる商品となっている。
JA全農は、食品スーパーに代表される一般流通販路を開拓する、マーケットイン発想商品開発を進める中で「全農というコーポレートブランドだけでなく、商品ブランドも立ち上げる」ことに挑戦し昨春、「ニッポンエール」ブランドを立ち上げた。国産果実のドライフルーツをラインアップし、今回は鍋つゆ2品を発売した。
2品とも4倍濃縮(30g)が4袋入りで、標準小売価格328円(税抜き)。
◇日本食糧新聞の2020年9月2日号の記事を転載しました。
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