こんにちは。仙台在住の料理家sato aiです。日本では台湾発の流行グルメが多数あります。定番の小籠包や、タピオカ、チーズティー、かき氷などが有名ですが、最近インスタで人気の#ハッシュタグ、鹹豆漿(シェントウジャン)は皆さんご存知でしょうか。黒酢の上に熱々の豆乳をかけるだけで完成するこちらのお料理は夜ごはんにも活用できます。今回は15分で作れる具材たっぷりバージョンでご紹介いたします。

台湾で人気のシェントウジャン

台湾料理では、豆乳やおぼろ豆腐を使ったメニューが多くありますが、こちらのレシピは自分の取り皿の中で豆乳からおぼろ豆腐を作って楽しめます。

【材料】(4人分)
豚小間切れ肉 100g
キャベツ 50g
えのき 0.5袋
もやし 0.5袋
A 鶏がらスープ 150ml
A 塩 少々
A 酒 大さじ1
無調整豆乳 400ml
黒酢 大さじ2〜3
B ザーサイ 30g
B 桜エビ 大さじ1
B 青ネギ 3本

【作り方】
1. えのきと、キャベツは食べやすい大きさに切る。

2. 鍋にAの食材を入れて沸騰させ、(1)のえのきとキャベツ・もやし・豚小間切れ肉を入れて加熱する。野菜がしんなりして、肉に火が入ったら、火を止める。

3.器に黒酢・汁気をきった(2)の具を入れる。

4.沸騰直前まで加熱した無調整豆乳を器にそそぎ入れる。

※ 豆乳は無調整のものを使用してください。
※ 沸騰させてしまうと、鍋の中でボソボソになってしまうので注意しましょう。鍋の縁がフツフツしてきたら大丈夫です。

5.Bの食材をトッピングとして盛り付ける。

※ ザーサイはみじん切り、青ネギは小口切りにする。
※ 大人の方用にはラー油をかけても美味しいです。

熱いうちにかき混ぜると、器の中で豆乳が固まり豆腐状になります。本来、シェントウジャンは器に黒酢を入れて、熱々の豆乳を注ぎ薬味をのせるだけで完成する簡単メニューです。スタンダードにこのスタイルで楽しんでももちろん美味しく召し上がれます。

えのきは袋ごと切って時短

えのきだけは袋ごと切り落として時短調理しましょう!袋を開いて中を取り除くと、えのきの石づきについた汚れがまな板に散らかってしまいますよね。

えのきを切るときは袋から出さずに袋ごとカットしてみましょう。使わない部分は、ゴミとして捨てます。まな板も汚れることなく、あっという間に下処理が終わりますよ。一度に使い切らない場合は、袋ごとラップをして冷蔵庫で保管すると良いです。

インスタ映えする料理の撮り方3つのコツ

インスタグラムには、#おうちごはんや、#クッキングラム、#飯テロなどさまざまな料理系のハッシュタグが存在します。夜ごはんのレシピを探す際にこの#ハッシュタグを参考にされている方も多いのではないでしょうか。

インスタへ投稿するうえで大事になってくるのが、写真です。人気のハッシュタグの#おうちごはんや、#クッキングラムからも見られるように、視覚で美味しそう!と感じる写真が多く並んでいます。インスタ映えする写真の撮り方には、大きく分けて3種類あります。

メインを意識する

メインに見てもらいたい料理にピントを合わせて、他のお料理などを背景に入れてぼかします。お料理写真といえば、この方法でまずは撮るのが入門編です。テーブルカラーをシンプルな色にする、ポイントで布やカトラリーを入れるなどいくつかポイントがあります。

はじめは自分好みの写真を載せている、インスタグラマーさんのスタイリングを真似て撮影練習をしても良いですね。

真上から撮る

次は俯瞰(ふかん)と呼ばれる、真上から料理を撮る方法です。こちらは、縁のあるお皿やお弁当箱を撮る際や、テーブル全体を撮影する際に使用されることが多い方法です。

普段の写真で真上からお料理を撮ることはあまりないかと思いますが、インスタ映えする写真を撮りたい場合には、踏み台などに乗って是非思い切って真上から撮影してみてください。

真横から撮る

真横から撮影し、背景に料理以外のものも一緒に写します。こちらは、ソフトクリームや、こんもり盛られたお料理など、高さのあるお料理を撮影する際に使用することが多い方法です。

手にお皿を持ったり、背景に壁を入れたりすることで、インスタ映えする写真を撮影することができますよ。

自宅で撮影する際は、布や、壁紙素材のペーパー、カッティングシートを下に敷いて撮っても綺麗です。是非インスタ映え写真にチャレンジしてみてください。