こんにちは。仙台市在住の料理家sato aiです。パスタソースは、パスタに和えるだけでなく、さまざまなアレンジレシピを作ることができる万能調味料のひとつです。常温保存ができる商品も多いので、ストック食材として常備している方も多いのではないでしょうか。
今回は、あさりの旨味がたっぷり詰まったボンゴレソースを使ってスンドゥブを作ります。スンドゥブは、韓国風豆腐のスープですが、具材がたっぷり入った栄養満点のお料理なので、働くママの夜ごはんにもぴったりです。あさりの旨味と、にんにくの香りが味の決め手となるスンドゥブは、ボンゴレソースを活用することで、10分で完成する時短レシピです。

あさりの旨味たっぷりスンドゥブ

ニラと卵で栄養満点!パスタソースでの時短できる味付けがポイントです。

【材料】(3〜4人前)
ボンゴレパスタソース 1袋
人参 1/4本
キャベツ 3枚
しめじ 1/2株
ニラ 6〜8本
絹ごし豆腐 1丁
卵 人数分

【作り方】
1. 人参は千切りにする。ニラは人参と揃えて4cm長さに切る。しめじは石づきを切り落とし、大きめのものは手で裂く。キャベツはザク切りにする。

2. 鍋に、ボンゴレパスタソース・人参・キャベツ・しめじ・水(300ccほど)を入れて中火で加熱する。

3. 野菜が柔らかくなったら、絹ごし豆腐をスプーンですくって鍋に入れる。

※豆腐はスプーンですくうことで、表面に凹凸が生まれ、味が染みやすくなります。

4.仕上げにニラを入れて一煮立ちさせる。

5.スープを沸騰させたところに、そっと卵を入れて表面だけ固めて半熟状にする。

※卵は直接入れずに、いったん容器に入れてから鍋に入れることで黄身の割れ防止になります。

砂抜き不要!あさりごろごろのボンゴレパスタソース活用

今回使用した日清フーズのボンゴレソースは、商品名にもあるようにあさりがごろごろたっぷり入っています。ソースも旨味たっぷりで、にんにくとあさりの味がしっかり感じられる商品です。

マ・マー リッチセレクト あさりごろごろのボンゴレ 
日清フーズ 260g 270円(税込) 

生のあさりは砂抜きが面倒だったり、上手に砂抜きできなかったりと、敬遠されがちな食材かもしれません。あらかじめ砂抜きがされたボンゴレパスタソースは、砂残りの心配もなく手軽にあさりの旨味をたっぷりと味わうことができます。

炊き込みご飯や、スープ、炒め物、魚料理など利用範囲がとても広いのも、パスタソースの魅力です。

今回のスンドゥブは、子供用を取り分けた後、コチュジャンと糸唐辛子を入れることで、あっという間に大人用のスンドゥブチゲが完成します。働くママにとって、大人用と子供用の料理が一度に作れるのは大きな時短ポイントですね。

【働くママへのエール】一味足すだけのお助けレシピ

普段、子供用には優しい味付けを意識して作っていますが、大人にはちょっと物足りないこともありますよね。一日頑張ってお仕事をしている働くママやパパには、ちょっとピリ辛の大人味のお料理もおすすめです。

平日の夜ごはんの調理時間もあまり取れない中、出来上がった料理に一味足すだけで大人用も子供用も完成するお料理は、働くママのお助けレシピになりますよ!

あさりが大好物の我が家の子供達も、旨味たっぷりのスープに大満足でした。常温保存の可能なパスタソースなら、突然の子供達からのリクエストにも、すぐに応えられるので、ぜひご家庭に常備してみてはいかがでしょうか。

(料理家・食育インストラクター sato ai @ai_satosato