チキンラーメンが生麺感覚に…一風堂が「百福元味」をリニューアル
大阪府池田市の「一風堂 池田店」は、「百福元味」を3月26日からリニューアルした。価格は960円(税込み)。
一風堂の創業者である河原成美氏が、「もしチキンラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福氏がラーメン店を開いていたら、どのようなラーメンを作っただろうか」というコンセプトでプロデュースした店舗「麺翁 百福亭」。
「百福元味」は代表メニューで安藤百福氏に試食してもらい、助言を受けながら7ヵ月以上かけて開発したもの。現在、同じ場所で「一風堂池田店」としてリニューアルオープンした後も同店限定で引き継がれた。
商品開発担当は「リニューアルのコンセプトは原点回帰で『目をつぶって食べるとチキンラーメンが生麺になった感覚になる』ことを目指した」とし、チキンラーメンの香ばしさをゴボウを高温であげた香油で表現している。
店主の熊本智明氏は「百福元味は麺以外は店舗で仕込みをしている。ゆくゆくは池田市の食材、池田市の業者、関西の鶏をつかって地産地消の商品にしていきたい」と語った。
なお、全国のセブンイレブンなどでカップ麺『セブンプレミアム 一風堂 幻の名店 麺翁百福亭』(税込み213円)が発売されており、家庭でも手軽に食べられる。
◇日本食糧新聞の2019年3月27日号の記事を転載しました。
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