千葉県習志野市在住、管理栄養士の宮崎亜矢です。今回は簡単魚料理レシピとしておすすめしたい「鮭のムニエル」「メカジキのピカタ」「鯖の竜田揚げ」「鱈のソテー」の4品を紹介していきます。
近年では食の欧米化が進み、和食離れが目立ってきています。魚料理よりも肉料理のほうが好きという子どもも多いことでしょう。そんな中で、和食離れを防ぐとともに子どもに魚料理のおいしさを知ってもらいたいです。

鮭のムニエル

【材料】(2人分)
鮭の切り身 2切れ
塩コショウ 少々
小麦粉 小さじ1
バター 大さじ1/2
マヨネーズ 大さじ1
柚子胡椒(チューブ)1cm
醤油 少々

【作り方】
1.鮭に塩コショウで下味をつけて、小麦粉をまぶしておく。
2.フライパンにバターを引いて、鮭を焼いていく。

3.少し焦げ目がつくぐらいに焼けたら、完成。

そのままでもおいしいですが、マヨネーズ、柚子胡椒、醤油を混ぜ合わせたソースをつけるのが、おすすめです。鮭は比較的安いお魚なので、お給料日前の夕飯メニューなどにぜひ活用してみてください。

子どもが魚料理を食べたがらない場合は、身をほぐしてごはんに混ぜてあげると食べやすくなります。簡単におにぎりなどに入れても、おいしく召し上がれます。

メカジキのピカタ

【材料】(2人分)
メカジキの切り身 2~3切れ
塩コショウ 少々
小麦粉 小さじ1
卵 1個
牛乳 小さじ1/2
ピザ用チーズ(または粉チーズ) 好きなだけ
青のり 好きなだけ
バター 大さじ1

【作り方】
1.メカジキは一口大に切り、塩コショウをなじませておく。
2.卵を割りほぐし、牛乳、チーズ、青のりと混ぜ合わせておく。
3.(1)に小麦粉をまぶして、(2)に絡めていく。

4.フライパンにバターを引いて(3)を焼いていく。

5.両面をきちんと焼き、火がしっかりと通ったら完成。

メカジキの切り身は骨がないので、子どもにとって簡単に食べやすい1品が完成します。クセがなく淡泊な味なので、魚料理にあまり馴染みがない子どもでも無理なく食べられることでしょう。

チーズ+青のりで、おいしく仕上がります。卵と絡めているのでとてもコクがあり、冷めてもおいしく、お弁当などにも適しています。

鯖の竜田揚げ

【材料】(2人分)
塩サバ切り身 2切れ
しょうが(チューブ) 1cm
にんにく(チューブ) 1cm
ゴマ油 小さじ1/2
醤油 小さじ1
小麦粉 大さじ1/2
片栗粉 大さじ1.5
揚げ油 適量

【作り方】
1.塩サバは骨を取り除いてから一口大に切り、しょうが、にんにく、ゴマ油、醤油を揉みこんでおく。
2.(1)に小麦粉を軽くまぶしてから片栗粉をまぶし、熱した油で揚げていく。

3.カリッと揚がったら、完成。

塩サバは骨抜きが必要なので、時間短縮のためには骨抜き済みのものを購入すると簡単でしょう。

軽く小麦粉をまぶしてから片栗粉をまぶすことで、旨みを逃がさずにカリッと揚げることができます。カリカリサクサク食感を好む子どもには、大人気の1品となります。パリパリのサバの皮がおいしいですよ。

鱈のソテー

【材料】(2人分)
たら切り身 2切れ
塩コショウ 少々
小麦粉 大さじ2/3
サラダ油 適量
レモン汁 お好みで

【作り方】
1.たらに、塩コショウをまぶしておく。

2.フライパンにサラダ油を引き、(1)に小麦粉をまぶして焼いていく。

3.両面しっかりと焼けたら、完成。

お好みで、レモン汁をかけて召し上がってください。たらはクセがなくやさしい味なので、子どもでも無理なく食べやすい食材と言えます。塩たらを使用する時は、最初の塩コショウは少なめか省略してもよいでしょう。

たらは年間を通じてスーパーや魚屋さんで取り扱っていて、価格を見ても比較的簡単に購入しやすい魚なのでおすすめです。

まとめ

簡単魚料理レシピの紹介は、いかがでしたか? ぜひ夕飯に魚料理を取り入れて、子どもに魚のおいしさを知ってもらいましょう。そうすることで家族みんなの食の幅が広がり、マンネリ化を防げるようになるとともに、好き嫌いの減少につながっていくことでしょう。