小さな子どもは、三食だけでは満足しないで「おなかすいた」ということも多いですよね。そんな時に必要なのがおやつなどの間食。我が家の娘は食が細く、おやつは好きですが間食をすると夕飯の量がかなり少なくなることも。そこで少しでも栄養価の高い間食はないかと調べていたら、行きついたのが保育園で出されるおやつでした。その中でもうちの娘が気に入った保育園おやつについて、電子レンジを使って簡単に作るレシピを3つ紹介します。

100%フルーツジュースゼリー

【材料】(4個分)
お好みの果汁100%フルーツジュース 200ml
ゼラチン 5g(小さじ2)
砂糖 5g~20g(小さじ1~4)

【作り方】
1.ゼラチンを水大さじ2でふやかしておく。
2.ジュースを耐熱ボウルに入れ、ラップをせずに電子レンジ600Wで1分30秒加熱したあとに(1)を入れてよく混ぜる。

3.砂糖をお好みで入れて混ぜ、小さな器に静かに移す。

4.器にラップをして冷蔵庫で2時間以上冷やす。

<ポイント>

  • 作り方(1)のところで、粉ゼラチンをふやかす時間については商品の説明書きに従ってください。
  • (3)で加える砂糖の量は、20g入れると市販品のようなしっかりとした甘さの仕上がりになりますが、半分の10gでもおいしく作れます。砂糖をまったく入れない場合、甘さ控えめで味が薄く感じたので、少量でも砂糖を加えることをおすすめします。

フルーツジュースを牛乳に替えるとミルクゼリーが作れますよ。

牛乳寒天や牛乳プリンのようなデザートで、我が家の娘も大好きです。ミルクゼリーにはきな粉のトッピングもおすすめです。

きな粉マカロニ

【材料】(1~2人分)
マカロニ 15g
きな粉 10g(小さじ5)
砂糖 5g(小さじ1)

【作り方】
1.電子レンジ可の容器に水200ccとマカロニを入れ、蓋をずらしてゆで時間プラス1分電子レンジで加熱する。

2.マカロニをザルにあげて水気をしっかりきる。

3.きな粉と砂糖を混ぜたものにマカロニを和える。

<ポイント>

  • 作り方(1)で、耐熱容器を使いましたが、深いボウルにラップをふんわりとかけて加熱することも可能です。
  • おいしく作るためには、水気をしっかり切ることと、マカロニの穴の中にまできな粉をまぶすことです。少量なので、1本ずつ箸でつかんできな粉を中に入れてまぶすのも手間ではありません。またはビニール袋にきな粉とマカロニを入れて振ってまぶすのも有効です。

牛乳もち

【材料】(1~2人分)
牛乳 100cc
片栗粉 15g(小さじ4)
砂糖 12g(大さじ1)
きな粉 6g(大さじ1)

【作り方】
1.耐熱ボウルに材料をすべて入れてよく混ぜる。

2.(1)にラップをかけて電子レンジで600Wで1分加熱する。

3.一度取り出してよくかき混ぜる。

4.もう一度ラップをして600Wで40秒加熱する。

5.取り出してよく混ぜてから、スプーンなどで小さくちぎってきな粉をまぶす。

<ポイント>

  • (5)で取り出したとき、全体がひとまとまりになるようなもちっとした感触がない場合は、追加で5~10秒ずつ加熱してください。2回目の加熱後はボウルがかなり熱くなっていますので、取り出すときに注意してください。
  • もちもちとした食感がおいしいおやつですので、のどにつまらないように、小さなお子様に作る場合はかなり小さめにちぎって作ってください。半透明のダマ(片栗粉の塊)が混ざることがありますが、固いので取り除いてください。

最後に

材料の箇所に1~2人分と書いたのは、年齢や個人差によって食べる量が変わってくるので作りやすい量で表記をしました。

材料の産地にこだわったり、砂糖の量を調整できたりするのも手作りおやつのいいところですよね。たとえば、牛乳もちの牛乳は豆乳に代用可能ですし、きな粉マカロニのマカロニを玄米マカロニに替えれば、グルテンフリーおやつになります。

ちなみに我が家では白糖ではなく、てんさい糖を使っています。記事中の砂糖の色が茶色かったのはてんさい糖だからです。

いずれも我が家の娘が1歳のころから3歳の今もずっと好きで、よくリクエストされるおやつばかりです。ぜひ試してみてくださいね。