中島董商店は6月17日まで、東京・青山に限定カフェ「nakato cafe」をオープンしている。創業100周年を記念し、「麻布十番」「メゾンボワール」など同社の高品質製品を使用したオリジナルメニューを多数用意するもので、「1食を大切にするあなたへ」をコンセプトに歴史と伝統に培われたこだわりの“洋食カフェ”として展開する。

17日開催のプレス向け内覧会で中島周社長は「当社の社名は創業者である中島董一郎に由来し、現在はワインや食品、IT関連など幅広い領域を展開している」とあいさつ。また「2月に100周年を迎えたが、世界各国との食品・酒類などの輸出入を進めている。次なる100年へ向けてこれらの取組みを通じ、“世界との懸け橋”となれるよう努力していきたい」と意欲を示した。

同店では、洋食の魅力を追求した「麻布十番」シリーズやワインと相性抜群の「メゾンボワール」など、こだわりの同社製品を活用したメニューを多数提供。「中島董商店が最も重視する、“上質でこだわりのある食事”を体験してもらう」(商品販売を行うnakatoの杉山正彦社長)ことを目的に、青山の立地にふさわしい上質メニューが揃う。

ランチメニューで提供する「nakato ダブルカレー(ドライカレーと野菜カレー)」は「麻布十番」シリーズをアレンジした看板メニューの一つで、大きめ野菜や程よいスパイス感が特徴。桜エビと旬の野菜が楽しめる「かにトマトクリームパスタ 桜海老添え」では、オリーブオイルを加えることで、豊かな彩りと風味を実現、必食のメニューとなっている。

また同社展開の各国のハイクラスワインも提供。マリアージュとして「メゾンボワール」シリーズも楽しめる。

また、イベントとして50種類のワインが楽しめるワインフェスが満員御礼ですでに開催されたほか、インスタグラムとの連動キャンペーンなども実施しており、話題を喚起しそうだ。

◇日本食糧新聞の2018年5月28日号の記事を転載しました。