冷めてもおいしいおかずは?お弁当作りのポイントやコツ
行楽シーズン到来!手作りのお弁当を持って外に出かけてみてはいかがでしょうか?お弁当につめる食材は、冷めてもおいしく、見た目にも華やかなものがおすすめ。冷めても美味しいおかずや、ヘルシーなお弁当のアイディアのご紹介をします。
冷めてもおいしいおかず、食材の選び方のポイントやコツ
以前の記事でもご紹介した通り、お弁当のおかずには「五味(と淡味、旨味)・五色・五覚・五法・五適」を意識することが大事ですが、お弁当おかずでは「冷めても美味しい」も大切なポイントになります。
以前のお弁当の記事はこちら
お花見弁当をヘルシーに!グレープフルーツ寿司【レシピ付き】
冷めると脂が固まってしまったり、食感が固くなりがちになったり、水分が出ることで水っぽくなったりしてしまいがちです。冷めてもおいしく食べられるポイントをこちらにご紹介します。
冷めても美味しいお肉の選び方は?油が白く固まって浮かない工夫
冷めてしまうとお肉の脂身が白く固まって浮きがちになってしまいます。脂身が少ない部位を使用することで防ぐことができます。ささみや胸肉、ロースやもも肉は脂身が少なくおすすめです。
炒め物にするときは部位によって一度湯通しするか、加熱後に脂身をしっかりと切ると良いでしょう。
脂身が少ない食材は脂が浮かないのですが、パサつきがちになるので、水分のある野菜などと一緒にするか、油の融点(溶ける温度)が高いオイルと合わせるのもおすすめ。オリーブオイルやごま油と一緒に調理すると、コクや香りも増します。
お弁当おかずの王道!人気のハンバーグも冷めてもおいしく
お弁当のおかずで大人気のハンバーグ。焼きたてはジューシーでおいしくても、冷めるとパサついてしまったり固くなってしまったりという経験はありませんか?
通常作るハンバーグは牛ひき肉:豚ひき肉=3:1や7:3など、牛肉の比率が多くなります。牛肉は冷めると固くなりがちで、脂分の融点も低いものが多いので、豚肉の比率を高くすると冷めても美味しいハンバーグに。牛:豚=6:4くらいで試してみましょう。
また、脂身の融点が高い鶏ひき肉や、豆腐や生おからを一緒に練りこんでハンバーグにするのもおすすめです。
片栗粉や葛粉でとろみをつける
加熱した野菜などは特に時間の経過とともに水分がでてしまいがちなので、我が家では片栗粉などでとろみをつけて盛り付けています。
食材や調理法にもよりますが、汁気が多いものは水溶きの片栗粉や葛粉などでとろみをつけて水分が流れ出ににくくします。例えば野菜炒めも、少量の水溶き片栗粉でとろみをつけることで水分の流出を防ぐことができます。
忙しい朝でもささっと作れるお弁当の工夫
また、忙しい朝でもさっと作れる時短調理が大事。私が実践しているポイントはこちら。
作り置きの常備菜を使って味も染み込んだ手軽な一品
お弁当は特に前日に下味などをつけられると便利ですし、味が染み込んでいるので、当日に作っても味が馴染んでおいしく調理ができます。
自炊のポイントの記事でご紹介した、下味冷凍でご紹介をしたように、あらかじめ味をしみこませて食材を保存しておくのもおすすめです。
レンジの活用
レンジを活用すれば調理も簡単に。電子レンジを使う時は、食材の重量を換算して作ります。
温野菜やちょっとした煮物なども、食材の重量を計算して加熱すればあっという間に調理ができます。
トースターの活用
トースターも忙しい時の味方。アルミホイルなどに入れれば卵焼きもできますし、加熱しやすいように小さめに平たくひき肉などを入れてトースターで加熱をすればハンバーグもできます。
表面が焦げやすいので、ホイルなどをかぶせて焼くと良いでしょう。
ダイエットをされている方へも!美容や健康を意識したヘルシーなお弁当のアイディア
雑穀を使ってヘルシーでカラフルなご飯に
鮮やかなお弁当の主食では雑穀を使用したご飯ものもおすすめです。黒米などはお米と一緒に炊くと、薄い紫色に色付き見た目も鮮やかになりますし、食感もぷちぷちとして楽しめます。
また、中粒種に分類されるでんぷん質が少ないお米と一緒に炊き、野菜と共にライスサラダのようにするのもおすすめ。
彩り鮮やかな野菜を活用!食物繊維不足の解消にもたっぷりと
不足しがちな野菜もしっかり入れましょう。カラフルな野菜は彩りもよくなります。浅漬けの素につけた野菜を活用するのも時短で便利。味が染み込んでるので、和えるだけでも一品できます。
昨今人気の鶏胸肉も、冷めてパサつきがちですが、野菜と一緒にすると食べやすくなります。
お弁当を持って外で食べるのもまた格別。是非お試しください!
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