お漬物も萌え断!? 日本一を目指すユニークな漬物6選
お漬物日本一を決定する「漬物グランプリ2018」が4月26~28日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されます。
期間中に来場者の実食投票、審査委員の実食審査などがあり、28日には最終審査に残った参加者によるプレゼンテーションの後、“漬物界の最高峰”が決定するんですよ! 今年も、たべぷろ編集部が「これはユニーク!」と注目した「お漬物」6作品をご紹介いたします♪
【断面萌!白菜ロールの漬物】インスタ映え間違いなしの巻物
それでは、「個人の部」からご紹介いたしましょう!
昨年からのインスタ映え人気を意識したかのようなお漬物が、「断面萌!白菜ロールの漬物」(岡山県・内藤紀子さん)です。
千切りにんじん、きゅうり、切り昆布、柚子の皮を、塩でしんなりさせた白菜で巻き、調味料に漬け込んだそう。中の赤と緑と黒の対比が、まさに“萌え断”なお漬物ですよね~。
内藤さんは、生春巻きなどを参考に「これをお漬物でもできないか」とチャレンジしたのだとか。制作コメントにも、「盛り付けたときのきれいさを重視したくて、切ったときの断面がインスタ映えするように工夫しました」とありました。こんなお漬物がお弁当に入っていたら、テンションが上がりそうですね♪
【アンチエイジングベリー☆ハスカップ漬け☆】女性にうれしい!?“不老長寿の果実”を使用
お次は同じく「個人の部」から、女性にうれしい!?アンチエイジングをうたったお漬物をご紹介しましょう♪ 「アンチエイジングベリー☆ハスカップ漬け☆」(北海道・渡部直子さん)は、「不老長寿の果実」と称される北海道産ハスカップを使った大根のお漬物です。
ハスカップは傷みが早いため生では保存できず、北海道でも店頭で見かけるのはまれな食べ物なのだとか。渡部さんは旬の7月に農園で手摘みしたハスカップを、ジャムにして保存しているそうですよ。
「アンチエイジングベリー☆ハスカップ漬け☆」は、薄切り、拍子木切りに切った大根をお酢とハスカップジャムを合わせた液に漬け込んだもの。アンチエイジングの効果があったかどうか、ぜひ伺ってみたいですよね!
【乙女の初恋】キュートな薄ピンクのハート型♪…実は里芋!
「個人の部」最後のご紹介となりますのは、「乙女の初恋」(愛媛県・鈴木志奈さん)。乙女の初恋…なんて、素敵な響き♪ 名前通り、キュートな薄ピンク色のハート型をしたお漬物となっております。「お漬物をインスタ映えさせるには…」と考えて、生み出されただけありますよね~。うっとり。
しかも、このお漬物…なんと里芋なんです! 愛媛県四国中央市のブランド里芋「伊予美人」は、切ると透き通った真っ白な断面が特徴なのだとか。鈴木さんはこの「伊予美人」が大好きで、「ぜひお漬物にしたい」と思ったそうです。「伊予美人」の初恋、相手はどんな殿方なのかしら?
作り方は、里芋が湯通しして、甘酸っぱい赤梅酢の調味液に漬け込むというもの。見た目、味両方から“乙女の初恋”がイメージできそうですね。愛の告白に、ダンナさまへのラブラブ弁当に…と、いろいろな使い方ができそうです。
【乳酸発酵糀漬「雪下にんじん」】越冬にんじんに舞い散る米糀の雪
ここからは、「法人の部」から気になるお漬物をピックアップして参ります!
「乳酸発酵糀漬『雪下にんじん』」(埼玉県・河村屋)は、雪の下で越冬した「雪下にんじん」を米糀液に漬け込んだものです。
畑に植えたまま雪の下で冬を越す「雪下にんじん」は、雪の多い新潟県の中でも特に豪雪地帯として知られる津南町、十日町市などで作られています。
味がマイルドで甘く、にんじん特有の青臭さも少ないのが特徴といいますが、この「雪下にんじん」と乳酸発酵した米糀液とのマリアージュにより生み出されたのが「乳酸発酵糀漬『雪下にんじん』」。相乗効果でフルーティーな味わいの漬物に仕上がったそうですよ。
にんじんに付いた米糀が、まるで舞い散る雪のようにも見えますね。
【生姜の風味香る食べる酒粕】温活女子にうれしい!? 生姜&酒粕&みりん粕
温活中の女性に喜ばれそうなのが、「生姜の風味香る食べる酒粕」(愛知県・扶桑守口食品)。うり、守口大根、きゅうり、しょうが-という国産野菜の奈良漬4種類を細かく刻み、みりん粕をブレンドした秘伝であえているのだとか。
扶桑守口食品によると、生姜の奈良漬けの風味がアクセントになっているそうですよ。発酵食品で栄養も豊富な酒粕、みりん粕を一緒に食べられるのも、うれしいところです。
生姜と酒粕両方の効果で、体がホカホカになりそうなお漬物ですね!
【ペコロス甘酢漬】ワインにも合う!? 漬物の概念を打ち崩す洋風漬物
お漬物=和食というイメージを打ち崩してくれそうなのが、「ペコロス甘酢漬」(山形県・本長)! おしゃれな小たまねぎ「ペコロス」とパプリカが、リンゴ酢と蜂蜜に漬けられています。
販売している企業も、若年層と女性をターゲットに「今までの漬物らしくない漬物を目指した」そう。洋風なシーンにも合う“お漬物”に仕上がっていますよね。ワインなどにも合いそう♪
ちなみに、この「ペコロス甘酢漬」。企業による商品紹介に「フルーティーなリンゴ酢とハチミツを使ってバーモントな酢漬けにしました」とあったのですが…。某有名カレーの名前にもある「バーモント」は、「アメリカ北東部のバーモント州に伝わるリンゴとハチミツによる健康法」を指すようですよ。体にも良さそうですね♪
「お漬物日本一」にぜひ投票を
「漬物グランプリ2018」最終審査に残っているお漬物の中には、「これは食べてみたい!」と思う逸品がまだまだあるんですよ!「漬物グランプリ2018」決勝大会は一般来場者の実食審査もあるので、興味を持った方はぜひ会場に足を運んで、ご自分の舌で一番を決めてみてくださいね。
「漬物グランプリ2018」の一般来場者実食審査は、「法人の部」が4月26日、27日11時~、12時~、14時~、15時~。「個人の部」は28日11時30分~です。
各回とも100食限定。最終審査/プレゼンテーションは「法人の部」が28日12~13時30分、「個人の部」が同日13時45分~14時55分に実施。表彰式は同日15時40分~です。
詳しくは「漬物グランプリ2018」公式サイトから。
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