4月、5月が旬の初鰹は、新生活で疲れが出てくるころの食材としてピッタリです。鰹は疲労回復効果にとても優れていて、利尿作用があるので食欲不振や足腰の重だるさ、むくみ、頻尿や排尿困難を改善する働きがあります。

初夏と初秋、鰹の旬の時期にたっぷりと^^

良質のタンパク源であると同時に、中性脂肪やコレステロール値を低下させて血流を改善し、動脈硬化予防にも役立つEPA(エイコサペンタエン酸)や、高脂血症、高血圧などの予防や脳を活性させる働きがあることでも知られているDHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。

トップの写真のメニューは、鰹の切り身を胡麻醤油に漬けておき、すし飯に合わせてシソの葉の千切りや焼き海苔とたっぷりの錦糸卵で飾りました。

伊勢志摩の手捏ね寿司からヒントを得てちらし寿司風にアレンジしました。すし飯との相性がとても好きになり、初鰹と戻り鰹の旬の時期にはよく作るようになりました。

心身の活性化に!黒豚バラ肉とたっぷりお野菜のイリコ出汁煮♪

上の写真は疲労回復効果があり、心身を活性化してくれる黒豚バラ肉と、カブ、人参、ほうれん草をイリコ出汁でふっくら煮たものです♪

豚肉にはタンパク質が多く含まれています。タンパク質は、筋肉や臓器、皮膚、髪、爪など体中の組織を作る栄養素です。

また、豚肉には心身を活性化し、ストレス緩和にも効果的な「疲労回復のビタミン」と呼ばれるビタミンB1がたくさん含まれています。ビタミンB1には疲労や倦怠感を予防する効能もあります。また、脳の働きを活性化してくれるビタミンB12も豊富ですね^^

これからの夏バテ対策にも、豚肉のモモや赤身、そしてロースなどが活躍します。

カブは胃腸を温めて消化を促して気の巡りをよくするお野菜なので、まだまだ朝夕は肌寒いこの時期の夕食には人気のメニューです^^

ランチに!ホタルイカとじゃこ天で冷麺♪

今が旬のホタルイカは滋陰養血作用で、血液を補充して身体を潤し、春からの新生活で弱りがちな肝と腎の機能を回復する働きがあります。またコレステロール値を下げるタウリンが豊富に含まれています。

眼精疲労に効果的なビタミンAや貧血予防に効果のあるビタミンB12や銅などのミネラルもいっぱい。そのほか、肝機能の向上や動脈硬化の予防、貧血、皮膚の新陳代謝を促進する効果があります。ホタルイカは内臓ごと食べるので栄養が豊富ですね。

生ものは寄生虫がいることがありますので、一度冷凍してからお召し上がりくださいね。

写真は旬のホタルイカやじゃこ天、胡瓜、錦糸卵などで冷麺を作りました。胡麻を丁寧にすって、麦味噌やみりんと合わせたタレでいただきました。

日々の疲れが一気に体調に現れてしまう五月病を、食材の力でお元気に乗り越えられますように、食生活で体力をつけてくださいね。

ではまた次回に~^^(^0_0^)/モッチーママ