ケンミン食品は「GF焼そば(グルテンフリー焼そば)」(200g×2個セット=通販販売税込み700円)=写真=を9月1日から販売している。昨年8月8日の「焼きそばの日」に合わせ、同社の通販サイトと冷凍ビーフン自販機で限定販売した「めんもソースもまるごと全部グルテンフリー焼そば」(冷凍食品)が、全国のスーパーマーケットや生活協同組合で購入可能になる。

具材は国産のキャベツ、玉ネギ、ニンジン、豚肉を使用し、米麺にかんすいを練り込むことで、コシのあるもちもち食感を実現。焼そば本来の風味に仕上げている。

農林水産省の公表によると、2023年度の米粉用米の需要量は前年度比7%増加の4万8000トンで過去最高が見通されている。輸入小麦の代替として注目が高まっており、同省による2024年の世界の市場規模は100億ドルに達することが予想されている。

また、同社サイトや自販機での販売を行った際、消費者の8割以上が「おすすめできる」「買いたい」と評価し、今年7月の自社通販単品数量売上げ(セット商品を除く)でも1位を獲得。2022年5月に販売された日本初の冷凍商品「グルテンフリーラーメン」に続き、開発が進む背景となった。

◇日本食糧新聞の2023年8月16日号の記事を転載しました。