ハナマルキとJA中野市(長野県)は、長野県代表として第99回全国高等学校野球選手権大会へ出場した松商学園高校に対し、甲子園大会応援「菌食」メニューを提供した。
9年ぶり36回目の甲子園出場を決めた同校へ、両者は「長野県代表選手のパフォーマンスを地元の食から応援したい」との共通の思いの下、ハナマルキは味噌と「液体塩こうじ」、エノキ茸の生産量日本一の中野市は各種キノコと地元ならではの特産品を提供。

同校の初戦が行われた前日の8日、宿泊ホテルであるアパヴィラホテル内の「京都銀ゆば大阪谷町四丁目店」で、キノコと「液体塩こうじ」を使った「鶏もも肉ときのこのカレーマリネ」とキノコの味噌汁を選手や監督らに提供した。

地元からの食の応援に同校の足立修監督は「こちらでの食事は油っぽくなりがち。体力を消耗する夏場のこの時期に、発酵食品やキノコなど体に良いものは大変ありがたい」と感謝。応援効果もあって、翌日の初戦を見事に勝利で飾った。

◇日本食糧新聞の2017年8月16日号の記事を転載しました。