新たまねぎの香り成分の硫化アリルは、血液のサラサラ作用や、疲労と胃もたれの回復を促すと注目。辛味が少ないので生食がおすすめ。春はストレスがたまりやすい季節。香りには体内の気や血を巡らせる作用があり、高ぶった気持ちをしずめてくれると言われます。
香りの力で気血を巡らせ、ストレスを解消する薬膳レシピ「新たまねぎとメカジキのたらこ和え」をご紹介します。

【材料】(2人分)
新たまねぎ 1/4個
セロリ 9cm
メカジキ 1切れ
片栗粉 小さじ2
油 小さじ2

A たらこ(ほぐし) 大さじ1
A マヨネーズ 小さじ2
A ポン酢しょうゆ 小さじ1
A 塩 少々

新玉ねぎ

【作り方】

  1. 新たまねぎは縦に薄切りにし、長さ半分に切る。セロリは3cmのせん切りにする。
  2. ボウルにAを混ぜ、(1)を加えて混ぜる。
  3. メカジキは一口大のそぎ切りにし、片栗粉をまぶす。フライパンに油を入れて両面を焼き、(2)に加えてあえる。

※エネルギー189kcal たんぱく質11.6g 塩分1.0g(1人分)

(東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 葭谷麻利子)

◇百菜元気新聞の2022年4月1日号の記事を転載しました。