銀座限定の氷点下ショコラトリーも楽しめるキットカットのカフェ
ネスレ日本は25日、2月2日に開店した専門店「キットカットショコラトリー(KKC)」初の路面店「銀座本店」をカフェ併設店としてリニューアルオープンした。
24日開催の内覧会で、ネスレ日本コンフェクショナリー事業本部ビジネス開発部の竹内雄二部長は、KKCを「キットカット」の重要戦略である高付加価値化をけん引する重要な役割を担うとした。
その上で、銀座本店はKKCブランドを体験してもらう店舗として重要で、キットカット型ケーキ「キットカット ショコラトリー ガトーミニョン」など新商品の提供や「キットカット」が提供する「人を応援する・メッセージを発信する」という価値を、よりパーソナルにカスタマイズした手書きのメッセージをチョコで描いた、世界に一つのギフト「キットカット ショコラトリー サブリム オリジナルメッセージ」などの特別な体験の提供を通して、銀座本店から新しさ、驚きなどを常に発信するとの考えを示した。
また、竹内部長は、同社コンフェクショナリー事業本部発案の革新的なビジネスモデルのKKCは、グローバルなネスレのイノベーションの賞で受賞し、16年に「キットカット」誕生の地、英国で店舗を開店。その後、マレーシア、オーストラリアでも展開するなど世界的な広がりを見せているとし、8月1日には、姫路工場内に「キットカットショコラトリー」の製品中心に生産する工場を稼働予定で、少量多品種のフレキシブルな製造体制を構築することで商品展開の多様化も可能にすると述べた。
KKCの監修を行う「ルパティシエタカギ」オーナーシェフの高木康政氏は、銀座本店でしか体験できない新メニュー・サービスを実演、紹介した。「氷点下ショコラトリー 窒素がけ」は、液体窒素で、氷点下まで冷やした特製「モレゾン」に抹茶風味のアイスモナカのバーをアソートした夏に最適な冷たいスイーツで、液体窒素による白いけむりが驚きを提供する。
「キットカット ショコラトリー パフェ」は、濃厚な特製フォンダンショコラと3種のアイス、フレッシュフルーツ、砕いた厳選カカオ、果実感あふれる「キットカット」を組み合わせた、ぜいたくなパフェ。
「キットカット ショコラトリー サブリム オリジナルメッセージ」は、チョコレートバーの上面に、オリジナル手書きメッセージをデザインし、世界で一つだけのギフトをつくることができるサービス。
◇日本食糧新聞の2017年7月28日号の記事を転載しました。
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