栄養たっぷり!きのこで菌活レシピ2選
「菌活」とは、きのこなど身体に良い菌食材を積極的に食べて、キレイで健康な生活をめざす生活習慣のこと。身体の中で最大の免疫器官である腸の中には、たくさんの菌が存在しています。菌活によって腸内環境を整えて、健康な毎日を手に入れましょう。
菌食材には、みそやキムチ、酢、乳製品などたくさんの発酵食品があります。そして、きのこは菌そのものを食べられる唯一の食材。“菌”という漢字の訓読みは、実は“きのこ”と読みます。「菌食材の王様」であるきのこを毎日の食生活に取り入れることで、腸は確実にキレイになっていきます。
きのことトマトの簡単浅漬け
もりもり食べたいサラダ感覚のお漬け物♪
エネルギー(1人分)55kcal 調理時間:40分(漬け時間を含む)
【材料】4人分
カットブナシメジ180g 1パック
エリンギ 1パック
ブナピー(お好みで) 1パック
ミニトマト 8個
キャベツ 100g
浅漬けの素 150ml
- ブナピーは石づきを切り、小房に分ける。エリンギは半分の長さにし、4等分に切る。キャベツは粗いせん切りにする。
- 耐熱ボウルに(1)とカットブナシメジを入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。
- (2)にキャベツとミニトマトを加え、浅漬けの素を加えたらポリ袋に入れて軽くもみ、冷蔵庫で30分ほど漬ける。
きのことトマトのハート餃子ピザ
楽しみながら簡単につくれる!
エネルギー(1人分)232kcal 調理時間:20分
【材料】4人分
カットブナシメジ180g 1パック
ブナピー(お好みで) 1パック
ミニトマト 8個
餃子の皮 20枚
とろけるチーズ 100g
ケチャップ 大さじ4
バジル(お好みで) 適量
【作り方】
- ブナピーは石づきを切って小房に分ける。カットブナシメジとともに耐熱ボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。
- 餃子の皮を半分にたたみ、広げるとハート型になるように角を丸く切る。トマトは4等分に切る。
- 餃子の皮にケチャップを塗り広げ、(1)のきのこ、(2)のトマトをのせ、チーズを散らす。
- チーズが溶けるまでトースターで焼く。お好みでバジルをのせる。
カットブナシメジ・カットエリンギは包丁、まな板要らずで便利! 洗い物の手間も省けて調理時間を短縮できます。生ごみが出ないので後片付けも楽々!袋のまま冷凍保存ができる!
きのこには免疫を高めるβ-グルカンと食物繊維がたっぷり!
きのこの細胞壁には、食物繊維の一種「β-グルカン」が豊富に含まれています。「β-グルカン」は免疫力を活性化し、身体を守る能力を向上することが知られています。特にきのこに含まれるβ-グルカンは多様性があり、効果が高いと言われています。
また、きのこはキャベツなどの野菜を上回る豊富な食物繊維を含んでいます。食物繊維は近年、5大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)に次ぐ第6の栄養素として注目されています。現代の日本人は特に食物繊維の摂取量が少ないと言われているため、食物繊維の多いきのこは意識して取り入れたい食品のひとつです。
◇百菜元気新聞の2021年5月1日号の記事を転載しました。
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