「チャイナ飯店」は地元で30年間愛され続ける店。どのメニューもシェフのこだわりが詰まった本格的な中華メニューでありながら、味も値段も親しみやすいのが人気の秘訣だ。うまくて、値段が手ごろなだけではない。そのボリュームが圧巻。「客席に運ぶ間に他のお客さんが振り返るほどで、注文されたお客さんも、見た途端『えっ!』と驚かれますね」と話すのは鐘本漢威オーナーシェフ。

人気メニューの一つが「かた焼きそば」。こだわりは麺を立体的に盛り付けることにある。ポイントは、揚げる前に麺をよくほぐす、麺がくっ付かないように散らしながら揚げる、揚げた麺を崩さないように盛るの3点。

具だくさんのあんを麺をつぶさないようにかける

もともとボリュームがあるのに加えて、高さを出すことで見た目のインパクトが倍増。平面的に盛り付けがちな焼きそばに立体感を出すだけでお客さんの反応が違い、揚げた麺のサクサク感もキープできる。

立体感を出して盛り付けるのがポイント

あんはエビ、イカ、豚ばら、キクラゲ、小松菜、白菜、キャベツ、モヤシ、タケノコ水煮、ニンジンと具だくさん。麺量は130g。

●店舗情報
「チャイナ飯店」 所在地=横浜市南区井土ケ谷中町157

◇外食レストラン新聞の2020年11月号の記事を転載しました。